東京電力福島第1原発事故により避難指示が出ている福島県の帰還困難区域で、わなに捕まったイノシシなどの野生動物をおりから逃がしたとして、双葉署は25日、威力業務妨害容疑で、会社役員加藤栄容疑者(57)=福島市=を逮捕した。
 逮捕容疑は昨年11月中旬ごろ、同県浪江町の帰還困難区域で、野生動物の生息状況を調査するため環境省の発注で委託業者が捕獲した野生動物をおりから逃がし、業務を妨害した疑い。
 双葉署によると、おりの周辺にイノシシの足跡があるのに動物がいないことを不審に思った業者が被害を届け出た。区域に入るため必要な通行証の記録などから、加藤容疑者が浮上した。
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