男女死亡:高齢夫婦か、自宅に遺体…死後数週以上 東京(10日)
9日午前11時15分ごろ、東京都文京区本郷1の福田武雄さん(90)方で、室内に男性が倒れているのを料金の徴収に訪れた都水道局員が発見し、近くの交番に届け出た。警視庁本富士署員が高齢の男女が死亡しているのを確認した。本富士署は武雄さんと妻君枝さん(74)とみて確認を急ぐとともに、病死や餓死の可能性があるとみて10日に司法解剖して死因を調べる。
本富士署によると、男性は1階6畳間の布団の中で、女性は隣室の6畳間の布団の上で、いずれも普段着姿で死亡していた。目立った外傷はなく、男性は死後1カ月以上、女性は数週間程度経過していた。玄関の鍵は開いていたが、外部から侵入した形跡や物色された跡はなかった。福田さん方は、JR水道橋駅の北東約300メートルの住宅街の一角。【前谷宏】毎日新聞 2009年11月9日 23時46分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091110k0000m040128000c.html
寝たきり妻殺害:89歳被告に執行猶予判決…水戸地裁
寝たきりの妻(当時84歳)を絞殺したとして、承諾殺人罪に問われた茨城県ひたちなか市西十三奉行、無職、大場五郎被告(89)に対し、水戸地裁は9日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役4年)を言い渡した。小野裕信裁判官は「長年の介護負担は小さくないなど酌むべき事情がある」と述べ、「つらい胸のうちを誰かに明かして、思いとどまるべきだった」と説諭した。
判決などによると、大場被告は8月18日午前4時40分ごろ、自宅で妻ふてさんの首を荷造り用のテープで絞めて殺害。自殺を図ったが、同居する家族に発見されて未遂に終わった。事件直前、大場被告が「おれは今から死ぬ。ばあさんはどうする」と尋ねると、ふてさんに「私も早く死にたい」と返された。ふてさんは82年に脳出血で倒れ、大場被告が介護していたが、今年1月ごろ自身も腰を痛めた。息子から事件の2日前、ふてさんを老人ホームに入れ、入居費用を負担すると持ちかけられ、大場被告は「息子らに迷惑をかけるわけにはいかない」と心中を決意したとされる。事件を巡っては、地域住民や知人ら700人以上から刑の減軽を求める嘆願書が出されていた。【原田啓之】毎日新聞 2009年11月9日 22時05分http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091110k0000m040110000c.html
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