カテゴリー

 警視庁管内 体感治安度数

2023年6月 2日 (金)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(2、3日 単位レベル)
歯止めがきかない性犯罪
【治安うんちく】
2_20230602204201 Img_20230428_151130  治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪が増えているが、なんとその中で半数以上が性犯罪なのである。
★都主税局の職員逮捕 帰宅中の女性に強制性交容疑―警視庁(26日)時事
★女子大生に睡眠薬、わいせつ疑い 新検査キットで判明、34歳男逮捕―警視庁(26日)時事
★「前社長から性的被害」 元ジャニーズ所属歌手会見(13日)日経
★10代女性に性的暴行疑い、58歳高専職員逮捕(7日)産経
★面識ない女性の後つけ性的暴行 容疑の31歳男を逮捕「たぶん違う」(31日)産経
★9歳の男児に強制わいせつの疑い 27歳男を再逮捕(9日)TBS
 …… …… …… ……
 警察庁によると、令和5年4月現在の強制性交等の認知件数は584件で、前年同期より143件の増。さらに強制わいせつとなると1443件で191件も増えている。いずれも4月現在としては過去5年間で最も多い。
 検挙件数は強制性交が503件で122件の増。強制わいせつは1270件で107件の増加となっている。
 検挙人員は強制性交が445人で83人の増。強制わいせつが976人で131人の増加。この結果、性犯罪の検挙者は1421人となり、1日当たりにすると約19人が検挙されているのだ。
 強制性交の認知件数ランキングは東京の84件、大阪の65件、愛知の45件、神奈川の42件、兵庫の40件など。
 強制わいせつは東京の190件、大阪の167件、埼玉の124件、神奈川の103件、愛知の80件などと続いている。
 重要犯罪の認知件数の3201件に対して、性犯罪は2027件となり、なんと半数近くを占めているのだ。
 こうしたことから政府も腰をあげて強制性交罪を不同意性交罪にするなどの法改正を決めており、その抑止力に期待したい。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

救世主はお坊さん 詐欺被害者の多くは高齢者 檀家回りで対策呼びかけ(2日)産経
https://www.sankei.com/article/20230602-RL3WB4PTXNO7HGLNE4GJCO7WIM/

3カ月で2度のお手柄 特殊詐欺防止、店員に感謝状(2日)共同
特殊詐欺の窃盗容疑、3人再逮捕 フィリピンから送還(31日)日経
明石高専が防犯システム開発 AI活用、ATMでの特殊詐欺防ぐ(31日)産経
未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年6月 1日 (木)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(1、2日 単位レベル)
交通事故発生、死者数が増えている
【治安うんちく】
2_20230601211201 Img_20230428_145016  今年に入り、交通死後発生件数と死者数が増えている。中でも高齢者の死者数の増加が目立っている。
  …… …… …… ……
 警察庁によると、令和5年4月現在の全国での交通事故発生件数は9万7640件で、前年同期より3982件の増加。死者数は798人で同45人の増だった。
 年齢層別での最多は85歳以上の116人。これに80~84歳の97人、75~79歳の89人、70~74歳の76人、65~69歳の63人などと続き、62歳未満は38人増の357人。65歳以上が7人増の441人なのだ。
 状態別死者での最多は歩行中の284人。これに自動車乗車中の277人、2輪車乗用中の132人、自転車乗用中の97人などと続く。
 自動車乗車中死者が前年より27人増えたほか、2輪車乗用中も16人の増だが、歩行中と自転車乗用中はそれぞれ1人の減だった。しかも、自転車乗用中は過去10年間で最も少なかった。
 発生ランキングは東京の9571件、大阪の8140件、愛知の7767件、神奈川の7013件、福岡の6605件など。
 死者数ランキングは大阪の58人、愛知の48人、千葉の39人、東京の37人、福岡の36人などと続いている。
 全体的に増加しているのだが、今年春の全国交通安全運動期間(11日から22日)の発生件数は前年に比べて535件減の7949件。死者数は13人減の65人だった。さて、自転車乗用中のヘルメット着用の努力義務化の結果はどうなるかだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

3カ月で2度のお手柄 特殊詐欺防止、店員に感謝状(2日)共同
https://www.47news.jp/national/9403705.html

特殊詐欺の窃盗容疑、3人再逮捕 フィリピンから送還(31日)日経
明石高専が防犯システム開発 AI活用、ATMでの特殊詐欺防ぐ(31日)産経
未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年5月31日 (水)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(31、1日 単位レベル)
殺人が増加
【治安うんちく】
2_20230531210701 Img_20230428_144758  長野県中野市で発生した立てこもり事件で、警察官2人を含む4人が殺害される事件があったり、東京・町田市で暴力団員が射殺されるなど5月には殺人事件の発生が目立った。実は、今年4月から増加傾向を示している。
  …… …… …… ……
 警察庁によると、令和5年4月現在の殺人の認知件数は284件で、前年同期より10件の増加。検挙件数は259件で同9件の増。検挙人員は1人増の221人だった。3月現在としては令和元年以降、減少し続けていたのに、今年は4月から増加に転じている。
 検挙率は前年と同数の91.2㌫だった。
 認知件数のランキングは、大阪の53件、愛知の24件、東京の22件、神奈川の21件、埼玉の19件などと続く。
 発生が無かったのは山形、石川、京都、沖縄の1府3県。
 一方、検挙率のランキングは群馬の200㌫、広島の175㌫、長野と滋賀の各150㌫、茨城の120㌫、東京の118.2㌫、神奈川の114.3㌫などと続き、100㌫は青森、栃木、新潟、富山、奈良、山口、香川、長崎など21県もある。
 低かったのは発生があっても0㌫は岐阜と鳥取の2県。これに福井の50㌫、兵庫の61.5㌫、鹿児島の66.7㌫と続く。 
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

特殊詐欺の窃盗容疑、3人再逮捕 フィリピンから送還(31日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE312010R30C23A5000000/

明石高専が防犯システム開発 AI活用、ATMでの特殊詐欺防ぐ(31日)産経
https://www.sankei.com/article/20230531-INAAHYTVQJMKHN5MHBVYYQRYTA/photo/62ELPCP6RFIXRDDH7GTBZ2NBN4/

未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年5月30日 (火)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(30、31日 単位レベル)
組織に緊張感がなさすぎる
【治安うんちく】
2_20230530205701 Img_20230427_164109  長野県中野市で発生した警察官2人を含む4人が銃殺又は刺殺された事件―なんと、現場に駆けつけた警察官は拳銃を携帯していなかったというのだ。
★長野4人殺害、警官2人は拳銃携帯せず…1人は左腕から心臓付近まで深い刺し傷(30日)読売
★死亡の警察官2人、拳銃装備せず 現場急行を優先か 長野たてこもり(29日)朝日
★長野4人殺害事件 警察官2人は拳銃装備せず 状況調べる(30日)NHK
  …… …… …… ……
 これは、明らかに警察官等拳銃使用及び取り扱い規則に反している〝不祥事〟だ。と言っても、個人を批判しているわけではない。組織全体に警告したいのだ。
 同規則によると、第11条には、警察官は制服(活動服を含む)を着用した場合に携帯しなくても良い場合は次のようになっている。
 室内勤務や会議又は事務打合せ。儀式に出席するときや音楽隊員の演奏時。看守勤務で留置施設内の勤務。交通取り締まりや事故の扱い中。さらに災害応急対策活動、雑踏警備の時などがあげられている。
 そして第2項では「これら以外で制服や私服の時でも拳銃を使用する可能性のある職務に従事する時は携帯しなければならない」とあるのだ。
 それなのに今回の事件は「刃物で襲われている」の110番で、明らかに危険性が高い内容―なのに「時間が無かった」では済まされない。
 私は、こう思う。あの平成14年当時、刑法犯認知件数が285万件を超え、しかも検挙率が20㌫を割るなど治安は最悪の状態にあった。
 ところが今、令和4年の刑法犯認知件数は60万1331件と4分の1近くまで減少している。そして、当時の警察幹部は大部分が現職を退いており、組織として緊張感が足りなくなっているのではないかと。
 私にとって平成13年8月26日に東京・世田谷区三軒茶屋で警察官が刺殺された事件は一生心に残る事件となっている。
 あの事件の翌日、当時の国家公安委員長に呼ばれて言われたことがある。「警察官はなんで拳銃の利用をしないのか。マスコミであるあなたはどう思っているんだ。私はアメリカで実際に話を聞いてきた。だから意見を聞きたい」と。
 数十分も議論した結果、公安委員長が「よし、俺が撃てるようにする」と国家公安委員会規則の一部を変えたのだ。
 「なんで撃てない?」―互いに涙ながらに過去の事件まで引き合いに出して話し合ったのだった。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経
日本国内に複数勧誘役か グループの19人再逮捕―カンボジア拠点特殊詐欺・警視庁(22日)時事
特殊詐欺名簿3万人分を押収 カンボジア拠点被害9億円(22日)共同

突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年5月29日 (月)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(29、30日 単位レベル)
横領が増加
【治安うんちく】
2_20230529205401 Img_20230427_163959  今年5月11日に、鹿児島県の鹿児島信用金庫に勤務していた39歳の男が、元支店長代理時代に顧客の口座から現金700万円を引き出して着服したとして逮捕されたり、同9日には石川県金沢市の郵便局で元局員が顧客の定期預金から48万円を引き出したとして逮捕されている。
 さらに、4月には大手農機具メーカー「クボタ」の子会社で、元企画部長だった57歳の男が、会社の小切手を勝手に振り出して1億6000万円を着服したとして逮捕されるなど、今年に入り業務上横領の検挙者が増えている。
  …… …… …… ……
 警察庁によると令和5年4月現在、横領の認知件数は545件で、前年同期より130件の増加。検挙件数は389件で同25件の増加。ところが検挙率は16.3ポイントもダウンして71.3㌫なのである。
 検挙人員は340人で40人の増加など率以外は全てで増えているのだ。
 知能犯全体では認知件数が1万5056件で前年より3366件も増えるなど増加傾向にあるものの検挙人員は140人も減って3763人。そんな中で横領は増加しているのだ。
 勿論、詐欺の認知件数の増加は著しく3281件増の1万3879件。ところが検挙人員は3092人で最多だが、前年より129人減っている。
 偽造は認知件数は46件減の575件。検挙人員いも59人減の279人。通貨偽造も47件減の68件で検挙人員も3人減の14人などとなっている。
 他に賄賂が4人増の23人だったり背任も7人増の26人があるが、知能犯全体での増加が著しいのが横領なのである。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経
日本国内に複数勧誘役か グループの19人再逮捕―カンボジア拠点特殊詐欺・警視庁(22日)時事
特殊詐欺名簿3万人分を押収 カンボジア拠点被害9億円(22日)共同

突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年5月28日 (日)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(28、29日 単位レベル)
特殊詐欺の検挙者増加
【治安うんちく】
2_20230528204901 Img_20230423_124249  特殊詐欺の検挙者が増えている。中でも暴力団員は100人以上も増えたほか、少年も外国人も全てで増えているのだ。
 …… …… …… ……
 警察庁によると、令和4年の特殊詐欺の検挙人員は2458人で、前年より84人の増加。
 過去10年間をみると、平成25年は1774人だったが、27年には2506人と2000人台になり、令和元年には2861人と最多を記録。ところが2、3年と減少していたが、4年に再び増加に転じている。
 検挙者のうち暴力団員は434人で、前年より111人の増加。全検挙者の17.7㌫を占めている。
 ところが驚きは少年の検挙者だ。473人もいて、占める割合は暴力団員より多く19.2㌫。しかも前年より40人も増えている。
 役割としては少年検挙者473人のうち73.8㌫(349人)が受け子なのだ。全検挙者総数1619人なので、5人に1人は少年だ。
 さらに、国際色豊かで検挙された外国人は136人にものぼる。前年より28人の増加なのだ。
 ランキングは中国人の76人、ベトナム人21人、フィリピン人と韓国人が各15人、ブラジル人6人、北朝鮮人3人と続く。
 検挙の増加も良いが、犯罪ツールをなんとかしてほしい。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経
日本国内に複数勧誘役か グループの19人再逮捕―カンボジア拠点特殊詐欺・警視庁(22日)時事
特殊詐欺名簿3万人分を押収 カンボジア拠点被害9億円(22日)共同

突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年5月27日 (土)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(27、28日 単位レベル)
すり犯が増加
【治安うんちく】
2_20230527204801 Img_20230423_113917  5月4日、静岡県磐田市のショッピングセンターで、買い物中の90歳の女性からカートにかけてあった手提げカバンをすり取ったとして70歳の警備員の男が静岡県警に逮捕された。このすり犯―今年に入り増加している。
 …… …… …… ……
 警察庁によると、令和5年4月現在のすりの認知件数は436件で、前年同期より150件の増加。検挙件数は162件で37件の増加となった。しかし、検挙率は6.5ポイントダウンして37.2㌫。最近は検挙件数が増加しているのに検挙率のダウンが目立つ。
 検挙人員は89人で前年より1人の増加。うち少年は13人だった。
 4月現在としての認知件数の推移をみると、令和元年は1036件もあったが、以降、年々減少し続けて4年には最も少ない286件だつたが、今年は増加に転じている。
 認知件数のランキングは東京の142件、大阪の112件、神奈川の33件、福岡の32件、愛知と兵庫の各23件などと続く。大阪が前年より59件増えたほか東京も58件増えている。
 検挙率のランキングは滋賀の300㌫、栃木と北海道の各200㌫、岩手の150㌫、神奈川の145.5㌫など。
 低かったのは発生が23件もあったものの0㌫が愛知。岡山と宮崎も各0㌫、これに東京の14.8㌫、大阪の15.2㌫、福岡の28.1㌫と続いている。 
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経
日本国内に複数勧誘役か グループの19人再逮捕―カンボジア拠点特殊詐欺・警視庁(22日)時事
特殊詐欺名簿3万人分を押収 カンボジア拠点被害9億円(22日)共同

突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年5月26日 (金)

😢警視庁管内体感治安レベル3

首都東京体感治安(26、27日 単位レベル)
関東地区で侵入盗が増えている
【治安うんちく】
2009_1228_22521931_20230526212701 Img_20230422_165333  5月に空き家に侵入して現金一千万円を盗んだとしてベトナム国籍の男ら6人が岐阜県警に逮捕されたが、こうした侵入窃盗が増えている。しかも、重要窃盗犯が前年同期より2999件も増えているがなんとそのうちの2905件は侵入盗なのである。
  …… …… …… ……
 警察庁によると、令和5年4月現在の侵入盗の認知件数は1万3736件で前年同期より2905件の増加。ところが検挙件数は574件も少なく6434件で過去5年間で最低。よって検挙率は17.9ポイントもダウンして46.8㌫どまりだった。検挙人員も1人減の1551人で、うち少年は82人。
 認知件数ランキングは埼玉の1123件、愛知の1107件、千葉の996件、神奈川の982件、東京の788件、大阪の571件など。
 東京が前年同期より65件増加したが、神奈川はなんと306件、千葉も265件、埼玉も228件など茨城、長野、静岡など関東地区10県で1629件も増えている。
 一方、検挙率は山形の120.0㌫、石川の111.2㌫、岩手の96.6㌫、愛媛の95.3㌫、東京の85.3㌫などと続く。
 低かったのは長野の19.6㌫、三重の20.1㌫、静岡の24.5㌫、徳島の24.6㌫、群馬の26.4㌫などだった。

【事件】26日午後8時ごろ、東京 町田市の飲食店街で「拳銃で人が撃たれたようだ」との110番通報があり、周辺で意識の無い1人が発見された。現場から2人組の男が乗用車で逃走したという。25日には江東区南砂の住宅に3人組の男が押し入り、70歳代女性の口をふさぎ「騒いだら殺すぞ。金庫はどこだ」と脅して金庫から現金を奪って逃走する事件があった。長野県内では4人が死亡した猟銃立てこもり事件があるなど、治安の悪化を感じる。よって
 首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

未然に特殊詐欺防ぐ 群馬・長野原署がコンビニ店長に感謝状(27日)共同
https://www.47news.jp/national/9378325.html

増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経
日本国内に複数勧誘役か グループの19人再逮捕―カンボジア拠点特殊詐欺・警視庁(22日)時事
特殊詐欺名簿3万人分を押収 カンボジア拠点被害9億円(22日)共同

突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

2023年5月25日 (木)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
1日あたり462人が逮捕されている
【治安うんちく】
2_20230525211701 Img_20230427_165431  今年に入り4か月で刑法犯の逮捕者は5万5552人になっている。1日当たりに換算すると462人になり、1時間に19人も逮捕されているのである。
  …… …… …… ……
 警察庁によると、逮捕の種類で最も多いのは逮捕令状による通常逮捕で9727人。これに現行犯逮捕の7326人、緊急逮捕の772人、そして身柄の不拘束は3万7727人だった。
 前年に比べて通常逮捕は692人、現行犯逮捕が402人、緊急逮捕が36人、身柄不拘束は2576人とそれぞれ増加している。
 逮捕者数のランキングは東京の7095人、大阪の4716人、愛知の3873人、神奈川の3361人、兵庫の3188人など。
 通常逮捕は東京の1710人、大阪の848人、愛知の719人と続いた。
 現行犯逮捕は東京の1450人、愛知の635人、大阪の588人など。緊急逮捕は愛知の132人、大阪の79人、静岡の57人と続く。
 一方、身柄の不拘束は東京の3922人、大阪の3201人、神奈川の2532人、愛知の2387人、兵庫の1918人などだった。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

事件

 長野県中野市で25日夕、警察官ら3人が殺害された事件は、発生から約12時間後の26日午前4時半ごろ、猟銃や刃物を所持して民家に立てこもっていた男の身柄が確保された。立てこもっていたのは市議会議長(57)宅で、男は議長の息子とみられている。なお、現場付近に倒れていた高齢女性の死亡が確認され、死者は4人になった。この事件では警視庁捜査1課の特殊班(SIT)が派遣されていた。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経
日本国内に複数勧誘役か グループの19人再逮捕―カンボジア拠点特殊詐欺・警視庁(22日)時事
特殊詐欺名簿3万人分を押収 カンボジア拠点被害9億円(22日)共同

突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

 

2023年5月24日 (水)

😢警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
特殊詐欺は2年連続で増加
【治安うんちく】
2_20230524210001 Img_20230422_164211_20230524210101  特殊詐欺の認知件数が増加に転じているが、検挙件数・検挙人員も増えている。
 …… …… …… ……
 警察庁によると令和4年の特殊詐欺の認知件数は1万7570件で、前年より3072件の増加。
 平成25年が1万1998件だったが、同26年に1万3392件に減少したものの、以降は増減を繰り返して、令和2年には1万3550件になった。そして3年から2年連続で増加している。
 被害額は370億8000万円で、前年より88億8000万円の増加。
 手口別にみると認知件数の最多は還付金詐欺で4679件。これにオレオレ詐欺の4287件、キャッシュカード詐欺盗の3074件、架空料金請求詐欺等の2922件などと続く。
 被害額の最多はオレオレ詐欺129億3000万円、架空料金請求詐欺の101億7800万円、還付金詐欺の53億6800万円と続く。
 一方、検挙件数は6640件で前年より40件の増加。検挙人員は2458人で84人の増加となっている。
 令和4年に摘発した拠点(グループがアポ電をかけたり受け子などに指示を出す場所)は20カ所。平成30年ごろの拠点は賃貸マンションだったが、現在は賃貸アパートに変わっている。
 摘発拠点での最多は東京の6か所。千葉の3か所、大阪と新潟の2か所、その他に北海道、茨城、神奈川、埼玉、石川、愛知、和歌山の各1か所だった。
 4年の年間アポ電話は12万0444件で前年より1万9929件の増加。ランキングは東京の3万5192件、埼玉の1万2177件、千葉の1万1128件、大阪の1万0230件、神奈川の8526件、愛知の7233件、兵庫の3700件となっている。
 問題は、拠点の場所の特定。電話代行があるため、東京以外から電話をかけても、表示番号が03の東京で表示されることがあり、困難なようだ。この電話代行を使えば外国への設置が可能なのだ。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

【悪質商法はうそつき】   (警察庁標語)

(う)まい話しを信用しない
(そうだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る

増加に転じた特殊詐欺 「闇バイト」SNSで勧誘巧妙に(25日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE230LU0T20C23A5000000/

広域強盗事件 新たに4人 特殊詐欺に関わった疑いで逮捕 警視庁(24日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230524/k10014076851000.html

詐取金、仮想通貨で洗浄か 詐欺容疑で男2人逮捕(24日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE245RB0U3A520C2000000/

「キャッシュカードが不正利用…」 それ詐欺です! 京都で特殊詐欺が急増(24日)産経
https://www.sankei.com/article/20230524-22IM7XNVGFMWNIVTXDWXIOGVOE/

去年の「特殊詐欺」被害額は370億円超 前年比増は2014年以来(23日)NHK
老人ホーム入居権拒否→「名義貸しは犯罪」 女性約3500万円の被害に(22日)産経
日本国内に複数勧誘役か グループの19人再逮捕―カンボジア拠点特殊詐欺・警視庁(22日)時事
特殊詐欺名簿3万人分を押収 カンボジア拠点被害9億円(22日)共同
カンボジア拠点19人再逮捕 詐欺容疑で3回目、警視庁(21日)産経
民家外壁のコンセントで充電の26歳、特殊詐欺「受け子」警戒の署員が発見し逮捕(21日)読売
ホテル拠点に「オレオレ詐欺」か 2万4000人分の名簿見つかる(19日)NHK
「闇バイトに応募した」 受け子役の27歳男を逮捕(17日)産経


突入前、実家に電話の若い巡査に涙 あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00

大渡 美咲

Img_20220420_103355

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

 警視庁管内 体感治安度数 その他事件・事故(行方不明など)及び自殺 ストーカー事件・DV スポーツ ネット犯罪 パソコン・インターネット マスコミ関係 一般ニュース(季節、話題、政治) 一般犯罪(暴行、傷害、監禁、特別法、公妨など犯罪全般) 不祥事案 交通事故・渋滞・取締・統計・規制 人物紹介 偽札・偽造・模造 公安・情報・警備(国内外テロ事件・情報 スパイ、北朝鮮関連など) 凶悪事件(強盗、強制性交等罪、放火、わいせつ) 国防関係 国際紛争 自衛隊 家族関係に起因する事件簿 少年事件(いじめなど被害も含)学校問題、その他未成年者関係 振り込め対策編 振り込め詐欺 新型コロナウイルス禍関連 暴力団関係等組織犯罪、 銃刀法違反 密輸入輸出 来日外国人犯罪 東京都関係ニュース 検察、地検特捜部 殺人事件・変死・傷害致死(死体遺棄 未遂含む) 海外ニュース(事件、政治、経済等) 災害(地震など)・火災・遭難・天災 生活関連事件(生安部の事件 風営法等) 皇室関係 窃盗事件 脅迫・恐喝・略取・誘拐 航空機・船(海難)・鉄道関連ニュース 薬物事犯(覚せい剤、大麻等) 街頭犯罪(ひったくり、恐喝、暴行等) 裁判 詐欺(特殊詐欺) 警察関係ニュース(行政も) 贈収賄事件・横領等知能犯

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
フォト

留置所

無料ブログはココログ