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首都東京体感治安(13、14日 単位レベル)
知能犯の検挙者が増加
【治安うんちく】
知能犯の検挙人員が増えているが、その中で20㌫近くを占めているのが特殊詐欺犯だ。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和7年2月現在の特殊詐欺の検挙者数は316人で、前年同期より17人の増加。知能犯の検挙者数が1412人なので22.3㌫を占めている。
年間推移をみると平成16年は548人だったが、24年には1523人と急増。さらに27年には2506人と2000人台となった。其の後も勢いがとまらず、令和元年には2861人で、平成16年以降で最多となった。
その後も増減を繰り返して令和6年には2320人と令和で最も少なかった。それが今年に入り2月現在だが、増加傾向を示している。
手口別で最も多かったのは認知件数トップのオレオレ詐欺で、前年より38人増の144人。そして架空料金請求詐欺も14人増の36人。金融商品詐欺は5人増の6人など。
減少したのは預貯金詐欺で33人減の47人。さらにキャッシュカード詐欺盗も6人減の57人、還付金詐欺は1人減の23人などとなっている。
口座への振り込め詐欺では使用口座の凍結が抑止に効を奏したが、今、最も期待しているのは携帯電話の使用停止。その携帯電話の不正利用防止法の検挙が3件増だが、わずか4件とは驚きだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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警察官をかたる詐欺が増加中 (警察庁より)
ひょっとして詐欺かも… 不安を感じたら相談電話へ#9110
自宅の固定電話や携帯電話あてに、警察官を名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われている」
「あなたの携帯電話が不正に契約された」
などと様々な理由をつけて、「資産を保護する」、「口座を調査する」などといって、現金をだましとったり、振り込ませたりする詐欺の手口が増加しています。
警察官役の犯人は、「あなたは逮捕される」などと不安を煽ったり、偽の警察手帳や逮捕状を見せてくるケースもあります。
電話会社や総務省等を名乗り、「携帯電話の未納料金がある」などといった後に、警察官役に交代するケースや、SNS・ビデオ通話での連絡に移行するケースもあるので、注意が必要です。
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