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首都東京体感治安(31、1日 単位レベル)
わいせつ犯の検挙が増加
【治安うんちく】
不同意性交等と合わせて卑劣な犯罪「不同意わいせつ」がある。しかも重要犯罪なのである。重要犯罪のなかで最も認知件数が多いのだ。その検挙件数・人員が増えている。以下は最近の報道の一部だ。
★児童相談所職員を逮捕 千葉、不同意わいせつ疑い(29日)共同
★「自制できなかった」義理の子にわいせつ行為、男性教諭を懲戒免職(28日)産経
★元「ジャングルポケット」斉藤慎二容疑者を不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴…東京地裁(26日)読売
★三重・津市議会の青山昇武議長が辞職…視察先で女性市議にわいせつ容疑、説明責任巡り議事は紛糾(26日)読売
★水着姿撮影でわいせつ疑い、会社役員の61歳男逮捕「無理強いはしていない」(12日)産経
…… …… …… ……
警察庁によると、令和7年2月現在の不同意わいせつの認知件数は883件で、前年同期より45件の減少。ところが検挙件数は98件も増えて816件、検挙人員も55人増の604人なのである。よって検挙率は前年より15ポイントもアップして92.4㌫なのだ。
認知件数のランキングは東京の144件、大阪の94件、愛知の66件、埼玉の60件、兵庫の51件などと続いている。東京がなんと前年より30件も増えているのだ。
検挙率のランキングは鳥取の500㌫、長崎の266.7㌫、茨城と新潟の各150㌫、兵庫の127.5㌫などと続く。
低かったのは発生の無い山梨の0㌫のほか、発生があっても0㌫が佐賀。そして香川の20㌫、大分の25㌫、愛知の28.6㌫などと続き、東京は前年より13.4ポイントもダウンして81.3㌫なのに対して大阪は20ポイントアップの91.5㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★特殊詐欺対策、日本とASEANが会議新設 捜査知見を共有(31日)日経
★警察官装った特殊詐欺、50代女性が2000万円だまし取られる…偽の「逮捕状」送られ(30日)読売
★「警察官」から電話で「マネロン容疑で紙幣確認」、19回振り込み・庭に現金3回…被害1億円超(30日)読売
★1億円詐取疑い、都職員を逮捕 警察官に成り済まし電話か(29日)共同
★稲川会トップらを提訴 特殊詐欺で使用者責任―京都地裁(28日)時事
★還付金詐欺の指示役として逮捕の男性 不起訴 東京地検(28日)NHK
★着信画面に京都府警の代表番号、特殊詐欺で新たな手口 「不審感じたら切って」(27日)共同
★警察署から着信、実はなりすまし 被害は既に100億円超(27日)日経
★千葉 市原の消防士長を逮捕 特殊詐欺で現金受け取ろうとしたか(26日)NHK
★山形の28金融機関と県警、特殊詐欺被害の抑止で連携(26日)日経
★クレカ不正利用、15都道府県警で20人摘発 特定の人物がXで集客 カード情報多数販売か(25日)産経
★タイ当局拘束の男、知人監禁疑いで逮捕 詐欺関与か(25日)日経
★ロマンス詐欺の被害金を多く回収できると誇大広告 高田康章弁護士に業務停止6カ月の処分(25日)産経
警察官をかたる詐欺が増加中 (警察庁より)
ひょっとして詐欺かも… 不安を感じたら相談電話へ#9110
自宅の固定電話や携帯電話あてに、警察官を名乗り、
「あなたの口座が犯罪に使われている」
「あなたの携帯電話が不正に契約された」
などと様々な理由をつけて、「資産を保護する」、「口座を調査する」などといって、現金をだましとったり、振り込ませたりする詐欺の手口が増加しています。
警察官役の犯人は、「あなたは逮捕される」などと不安を煽ったり、偽の警察手帳や逮捕状を見せてくるケースもあります。
電話会社や総務省等を名乗り、「携帯電話の未納料金がある」などといった後に、警察官役に交代するケースや、SNS・ビデオ通話での連絡に移行するケースもあるので、注意が必要です。
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