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首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
少年犯罪情勢の悪化
【治安うんちく】 重要犯罪、重要窃盗犯など刑法犯全体の少年の検挙者が増えている。1日あたりにすると57人が検挙されているのだ。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和7年2月現在の刑法犯少年の検挙者は3345人で前年同期より313人の増加だ。
この中で重要犯罪の検挙者は55人増の194人。重要窃盗犯が31人増の105人なのである。
罪種別でみると、41人増の133人の兇悪犯の中でも最も増えているのが強盗で34人増の83人。
他では粗暴犯が105に増の660人。刑法犯の中で最も認知件数の多い窃盗犯は187人増の1729人で、驚きはこの中の最多が万引きで812人もある。しかも前年より106人も増えているのだ。
さらに風俗犯も27人増の178人だが、なんと知能犯が18人も減って123人。詐欺が25人減の103人だったことが大きい。
このように多くの罪種で数字の増加が目立つが、不同意性交等も61人も増えて598人になるなど凶悪化。少年犯罪情勢は悪化傾向にあるのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★クレカ不正利用、15都道府県警で20人摘発 特定の人物がXで集客 カード情報多数販売か(25日)産経
https://www.sankei.com/article/20250325-WWOBK2XOJBJDZNNQPNP6SB27AU/
★タイ当局拘束の男、知人監禁疑いで逮捕 詐欺関与か(25日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF235GF0T20C25A3000000/
★ロマンス詐欺の被害金を多く回収できると誇大広告 高田康章弁護士に業務停止6カ月の処分(25日)産経
★75歳以上のATM利用、上限30万円に…特殊詐欺対策で警察庁検討(25日)読売
★大阪府で高齢者の詐欺被害防止条例、通話しながらのATM操作禁止…8月から施行(24日)読売
★【速報】タイ渡航し詐欺に加担強要未遂疑い逮捕(23日)共同
★「海外で金になる仕事ある」…かけ子をするよう執拗に要求、男ら4人を強要未遂容疑で逮捕(23日)読売
★ミャンマー国際詐欺の衝撃 ネットで崩れた「安全の壁」風紋(23日)日経
★警察官名乗るビデオ通話で6780万円相当の暗号資産 詐欺被害(21日)NHK
★ミャンマーの詐欺拠点で発見の日本人 来月 日本に移送し逮捕へ(22日)NHK
★東南アで特殊詐欺主導か タイ、元暴力団関係者拘束(20日)日経
★「東京都公安委員会からの着信」詐欺、鹿児島でも50万円被害…男が警視庁警察官を名乗る(19日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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