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首都東京体感治安(23、24日 単位レベル)
耐えて強くなることも必要だ
【治安うんちく】
「いじめ」は良くないことは当たり前だ。暴行、傷害など刑法犯に結びつくだけでなく、精神的な打撃は自殺につながる危険性もおびている。昭和の時代―「弱肉強食」なんていう時代もあったが、教えられたのは「耐えることだ。耐えて自分を強くしていくことも必要だ」と。このいじめが増えている。
★いじめで不登校、校長らの処分求め嘆願書 被害者と母親、東大阪市教育長に(5日)産経
★浦和実業高で同級生からいじめ、適応障害を発症し転校…学校側が「重大事態」と認定(5日)読売
★ネットいじめで自殺、同級生側が争う姿勢 法廷で母訴え「未来を奪った罪を認めて」(17日)産経 2025.02.17
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警察庁によると、令和6年のいじめに起因する事件は377件で前年より85件の増加。過去25年間で最多なのである。このうち「いじめによる事件」は350件で、同76件の増加。「いじめに仕返しする事件」は27件で9件の増加なのだ。
行為別での最多は暴行の132件、傷害の65件、恐喝の25件などと続き、児童買春ポルノも48件あった。
これに対して、いじめに起因する事件の検挙・補導人員は457人で53人の増加。これを学職別でみると小学生が140人で15人の増加。中学生が239人で50人の増。高校生が78人で12人の減少などとなっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★【速報】タイ渡航し詐欺に加担強要未遂疑い逮捕(23日)共同
★「海外で金になる仕事ある」…かけ子をするよう執拗に要求、男ら4人を強要未遂容疑で逮捕(23日)読売
★ミャンマー国際詐欺の衝撃 ネットで崩れた「安全の壁」風紋(23日)日経
★警察官名乗るビデオ通話で6780万円相当の暗号資産 詐欺被害(21日)NHK
★ミャンマーの詐欺拠点で発見の日本人 来月 日本に移送し逮捕へ(22日)NHK
★東南アで特殊詐欺主導か タイ、元暴力団関係者拘束(20日)日経
★「東京都公安委員会からの着信」詐欺、鹿児島でも50万円被害…男が警視庁警察官を名乗る(19日)読売
★実在の警察署など代表番号からの不審電話 1400件余 警察庁(18日)NHK
★ミャンマーの特殊詐欺拠点で見つかった日本人 タイに移送(18日)NHK
★警察官名乗る不審な電話の着信表示に長野県警の代表番号、特殊詐欺か全国で急増と注意喚起(18日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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