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首都東京体感治安(17、18日 単位レベル)
すり犯が増加
【治安うんちく】
江戸時代など古い時代から続いている「巾着切り」と言われているすり犯―捜査に気づかれないような高度なテクニックの要る犯罪だけに捜査は困難を極める。
かつて大阪府警に10年以上もすり犯を追っている「猛者」と言われた刑事がいた。なんと犯人を追って1日に10万歩も歩いていたという。そのすり犯が今年になって増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和7年1月現在のすり犯の認知件数は110件で、前年より6件の増加。それでも令和3年の219件に比べて半減している。
検挙件数は44件で4件の増。よって検挙率は1.5ポイントアップの40㌫。検挙人員は2人減の24人となっている。
認知件数のランキングは東京の59件、大阪の19件、福岡の6件、埼玉、神奈川、兵庫の各5件と続いている。発生が無かったのは青森、茨城、富山、滋賀、京都、香川、佐賀など32府県もある。
検挙率のランキングは北海道の300㌫で、100㌫が千葉と愛知の2県。兵庫の60㌫、埼玉と神奈川が各40㌫などと続く。
捜査の難しさもあってか、大阪の5.3㌫のほかに0㌫が岩手、栃木、石川、京都、広島、徳島、熊本など38府県におよんだ。
東京はなんと前年より17.9ポイントもアップして37.3㌫なのである。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★警察 代表番号と同番号からの不審電話 全国で確認 詐欺被害も(17日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250317/k10014752271000.html
★大樹生命保険の職員8130万円詐取 虚偽説明や架空の投資勧誘し契約者20人から(14日)産経
★新宿警察署と同じ番号から詐欺電話か 相談急増 電話に出ると…(14日)NHK
★特殊詐欺で警察の電話番号を着信画面に不正表示 信じ込ませる手口、警視庁が注意喚起(14日)産経
★金塊1億円相当、87歳女性がだまし取られる…LINEの指示で購入し自宅玄関先に置く(14日)読売
★“新宿警察署の代表番号から不審電話” 新手口の特殊詐欺か(13日)NHK
★【速報】山形鉄道、銀行装う電話で1億円詐欺被害(12日)共同
★ミャンマー詐欺拠点に滞在か タイ警察、日本人2人拘束(12日)時事
★山形鉄道、1億円被害 企業に相次ぐ山形銀装う電話、県警がフィッシング詐欺で捜査(12日)共同
★警視庁名乗る電話 250万円だまし取られる 群馬・高崎市の男性(9日)共同
★海自の男性3尉免職、闇バイトで特殊詐欺 「借金で困っていた」と関与認める 千葉(7日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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