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首都東京体感治安(3、4日 単位レベル)
人間の恥だ!
【治安うんちく】
年が開けても卑劣な性犯罪は治まる気配すらない。警察庁は令和5年7月20日に全国の警察に通達を出している。それは、性犯罪被害者が捜査の過程で受ける精神的負担を緩和するため男性警察官と女性警察官を性犯罪指定捜査員として配置することだ。山形県警などでは約150人の捜査員が各所に配置されており、効果をあげているという。
以下は最近の報道の一部だ。
★トマトジュースで血を吐く演出…おはらいと称して少女の体を触った疑い、介護福祉士を逮捕(6日)読売
★女性消防士2人に不同意性交、不同意わいせつの疑い 茨城、20代副士長の男を書類送検(13日)産経
★整体院でわいせつ疑い男逮捕 北海道・旭川(11日)共同
★東京消防庁の20歳職員を逮捕 女子高校生に痴漢 わいせつ行為か(7日)NHK
★女子高生に「俺はヤクザだ」と脅し わいせつ行為か 会社員逮捕(29日)NHK
…… …… …… ……
警察庁によると令和7年1月現在の主な性犯罪の認知件数は1481件になる。内訳は不同意性交等が293件で前年より32件の増加。不同意わいせつが444件で同40件の減少。ところが、これに〝前兆〟と言っても過言でない性的姿態撮影盗処罰法の265件増の744件も加わると1000件をはるかに超えるのである。
さらに統計には入っていないが痴漢も多く令和5年には2254件もあった。
一方、検挙件数をみると不同意性交等は前年より31件も増えて232件になっている。検挙率も79.2㌫と8割は検挙しており、被害者支援にもつながっている。
不同意わいせつも7件増の364件で過去5年間で最多なのである。担当は捜査1課―今後に期待したい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★「架空名義の口座」を渡し犯罪組織の金の出入り監視、警察庁が本格検討…闇バイト指示役の摘発狙う(4日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250303-OYT1T50215/
★特殊詐欺拠点、ミャンマー国境で邦人保護 道警が逮捕状(1日)日経
★「女性を妊娠させた」息子かたる男から電話 84歳女性、弁護士費用名目で320万円詐欺被害 姫路(28日)共同
★ミャンマー東部で見つかったとされる日本人 “帰りたくない”(28日)NHK
★SNS型投資詐欺、なりすまし広告に刑事罰 法改正で新設(28日)日経
★「カンボジアでバイト」、特殊詐欺絡みか 20代男性、出国後に行方不明―警視庁(28日)時事
★ロマンス詐欺の被害金収受か 容疑で35歳ホスト逮捕―警視庁(27日)時事
★「海外詐欺の捜査推進を」 坂井国家公安委員長(27日)共同
★人口20万人規模では異例…東海署管内、昨年の特殊詐欺被害総額で愛知県内ワースト1に(27日)共同
★特殊詐欺拠点で邦人20人不明か ミャンマー武装勢力(26日)日経
★ミャンマーの特殊詐欺拠点で外国人7千人保護 日本人の新たな保護情報はなし(24日)産経
★宇良関、特殊詐欺「技」で防げ 大阪・吹田署の一日署長に(24日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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