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首都東京体感治安(28、1日 単位レベル)
大阪での殺人が目立つ
【治安うんちく】 昨年から今年にかけて殺人事件が増えている。昨年は令和で最多の認知件数だったが、ことしは1月だがさらに増えているのだ。以下は、最近の報道の一部だ。
★知人男性殺人容疑で男逮捕 保護責任者遺棄容疑などで4人も―兵庫県警(24日)時事
★容疑者「被害者宅で解体」 大阪切断遺体、府警捜査(24日)日経
★新潟 聖籠町 78歳男性の遺体を遺棄か 30代被告を近く逮捕へ(24日)NHK
★国交省職員を強盗殺害容疑の男「金がほしいという理由」…キャリーバッグで遺体運んだと説明(23日)読売
★マンションで男性死亡 上半身に複数の傷、付近に刃物 東京・板橋(23日)産経
…… …… …… ……
警察庁によると、令和7年1月現在の殺人の認知件数は80件で、前年より2件の増加。検挙件数は6件増の71件だが、検挙率が5.5ポイントアップして88.8㌫だった。検挙人員は9人増の59人。うち少年は3人増えて5人。
認知件数のランキングは大阪がなんと全国1の16件。これに東京の9件、滋賀の5件、埼玉と静岡、福岡の各4件などと続く。
検挙率のランキングは北海道と神奈川の各200㌫、愛知と奈良の各150㌫、埼玉の125㌫などと続いている。さらに100㌫が宮城、栃木、長野、兵庫、高知、大分など11県もあった。
東京は88.9㌫である。
ところが、0㌫が青森、茨城、静岡、岐阜、京都、岡山、香川、宮崎など24府県もある。まだ、1月ですから頑張りましょう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★「女性を妊娠させた」息子かたる男から電話 84歳女性、弁護士費用名目で320万円詐欺被害 姫路(28日)共同
https://www.47news.jp/12238642.html
★ミャンマー東部で見つかったとされる日本人 “帰りたくない”(28日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250228/k10014736141000.html
★SNS型投資詐欺、なりすまし広告に刑事罰 法改正で新設(28日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE272UN0X20C25A2000000/
★「カンボジアでバイト」、特殊詐欺絡みか 20代男性、出国後に行方不明―警視庁(28日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022800665&g=soc
★ロマンス詐欺の被害金収受か 容疑で35歳ホスト逮捕―警視庁(27日)時事
★「海外詐欺の捜査推進を」 坂井国家公安委員長(27日)共同
★人口20万人規模では異例…東海署管内、昨年の特殊詐欺被害総額で愛知県内ワースト1に(27日)共同
★特殊詐欺拠点で邦人20人不明か ミャンマー武装勢力(26日)日経
★ミャンマーの特殊詐欺拠点で外国人7千人保護 日本人の新たな保護情報はなし(24日)産経
★宇良関、特殊詐欺「技」で防げ 大阪・吹田署の一日署長に(24日)共同
★ミャンマー詐欺集団一掃へ連携 軍政首脳・タイ外相会談(23日)日経
★ミャンマーの特殊詐欺拠点に邦人男性2人 日本当局が確認、解放要請(22日)時事
★詐欺電話つないだまま交番に相談したが…見抜けず「話し合うように」、結局130万円被害(21日)読売
★犯罪組織、宮城の少年に口止め 誘拐容疑で男捜査―ミャンマー詐欺(21日)時事
★点検商法で2億8600万円、不安あおる営業トーク「暗記ノート」…「僕たちもプロの職人なんで」(21日)読売
★「家出して闇バイト」鎌倉の高齢女性からカードや通帳詐取疑い 高校1年の少年を逮捕 「個室ビデオ店で寝泊まり」(20日)共同
★海外での「もうかる仕事」、マシンガンで武装した人が連行・スタンガンで暴行も…警察庁が注意喚起(20日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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