« 2025年2月24日 (月) | トップページ | 2025年2月26日 (水) »
首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
暴力団による詐欺犯検挙が増加
【治安うんちく】
どっこい!「みかじめ料」はまだ残っていた。大阪府の繁華街でバーやキャバレーの経営者から、月額70万円のみかじめ料を受け取っていた特定抗争指定暴力団「絆会」の本部長が、暴排条例違反で大阪府警に逮捕されたのだ。取り締まりが強化されてなくなっているのかと思いきや、どっこい生きていた。
その暴力団の資金源に変化の兆しが見えていいる。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和7年1月の刑法犯による暴力団の検挙件数562件で、前年より1件の減少。検挙人員は47人も減って276人だった。
最も減少したのは窃盗犯。「任侠道」が泥棒?と増加していくことに呆れていたが、なんと今年に入り激減。検挙件数が前年より52件も減って226件。ところが詐欺犯が73件と急増して134件なのである。
その他で減少したのは傷害が12件減の59件。恐喝が10件減の14件で殺人は0件だった。
兇悪犯が減少したのかと思いきやなんと強盗が2件増の4件、放火が1件増の1件。賭博にいたっては8件も増えて9件なのである。
一方、特別法犯は122件も減って198件。検挙人員も103人減の125人。
最も減少したのは覚醒剤取締法が59件減の112件。大麻取締法も45件減の1件なのに対して麻薬等取締法が38件増の45件なのである。さらに迷惑防止条例はなんと12件も減って、たったの2件のみだった。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★警察官かたる詐欺、犯人グループがかけた電話音声公開 警視庁、容疑31歳男11回目逮捕(26日)産経
https://www.sankei.com/article/20250225-E47NE5V6P5LWBL2NQGCMCDBC7M/
★特殊詐欺で2900万円詐取疑い、山口組系組員の男再逮捕 岐阜県警(25日)産経
https://www.sankei.com/article/20250225-YWSHOAS45ZMHXF4LMPCUYPST2Y/
★息子らを装い140万円詐取した疑い 群馬県警太田署が男2人を再逮捕(25日)共同
https://www.47news.jp/12221560.html
★ミャンマーの特殊詐欺拠点で外国人7千人保護 日本人の新たな保護情報はなし(24日)産経
★宇良関、特殊詐欺「技」で防げ 大阪・吹田署の一日署長に(24日)共同
★ミャンマー詐欺集団一掃へ連携 軍政首脳・タイ外相会談(23日)日経
★ミャンマーの特殊詐欺拠点に邦人男性2人 日本当局が確認、解放要請(22日)時事
★詐欺電話つないだまま交番に相談したが…見抜けず「話し合うように」、結局130万円被害(21日)読売
★犯罪組織、宮城の少年に口止め 誘拐容疑で男捜査―ミャンマー詐欺(21日)時事
★点検商法で2億8600万円、不安あおる営業トーク「暗記ノート」…「僕たちもプロの職人なんで」(21日)読売
★「家出して闇バイト」鎌倉の高齢女性からカードや通帳詐取疑い 高校1年の少年を逮捕 「個室ビデオ店で寝泊まり」(20日)共同
★海外での「もうかる仕事」、マシンガンで武装した人が連行・スタンガンで暴行も…警察庁が注意喚起(20日)読売
★ミャンマー渡航の容疑者逮捕 特殊詐欺関与か 事情聞く方針(20日)NHK
★日本の高校生がいたミャンマー東部の詐欺拠点、外国人1万人か…スタンガン・暴力・注射で強要(20日)読売
★ミャンマーで特殊詐欺加担 外国人およそ1200人 タイが保護へ(19日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント