« 2025年2月17日 (月) | トップページ | 2025年2月19日 (水) »
首都東京体感治安(18、19日 単位レベル)
殺人が増加傾向へ
【治安うんちく】
人の命を救うはずなのに、殺人事件を隠ぺいしたという悲しい出来事があった。
青森県内の病院内で、入院患者が殺害された事件が発生したのにもかかわらず、死亡者の虚偽の死亡診断書を書いき、事件そのものをもみ消そうとして当時の医院長とその息子が患者間殺人の隠ぺい事件として県警に逮捕された。その殺人の認知件数が令和に入って最多を記録している。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年の殺人の認知件数は970件で、前年より58件の増加。年間推移では昭和、平成の時代は1000件、2000件台が多かったが、平成27年に933件にまで減少した。そして令和に入り、昨年は増加に転じて令和で最多となっている。
検挙件数は937件で65件増え、検挙率も1.0ポイントアップして96.6㌫。検挙人員は923人で115人の増加となっている。
認知件数のランキングは大阪の148件、東京の96件、神奈川の63件、埼玉の62件、愛知の58人など。
検挙率のランキングは鳥取の200㌫、佐賀の137.5㌫、熊本の122.2㌫、愛知の113.8㌫、長野と静岡の各112.2㌫と続く。なお東京は102.1㌫だった。
低かったのは富山と奈良の各66.7㌫、滋賀の70.6㌫、鹿児島の75.0㌫、京都の77.8㌫などと続き、100㌫以上が29都県にも及んだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★電話詐欺「他に日本人8人作業」 タイで保護の男子高校生(18日)共同
https://www.47news.jp/12192196.html
★【速報】「警官かたる詐欺に加担」と保護の高校生(18日)共同
https://www.47news.jp/12192143.html
★ミャンマー詐欺拠点に「1万人以上」 タイ、日本含む関係国と協議(17日)時事
★架空請求で50代男性、3億2000万円被害…神奈川県の特殊詐欺で過去最悪の金額(17日)読売
★「他に10人弱の日本人」 ミャンマー詐欺拠点から少年保護―タイ(15日)時事
★タイ警察、ミャンマーで特殊詐欺に加担させられていた10代の日本人少年を保護(15日)NHK
★高校生を連れ去り詐欺に加担させたか 日本人の男拘束 タイ警察(14日)NHK
★SNSで「お得情報」うたい特殊詐欺の受取役を勧誘か 24歳を逮捕(13日)NHK
★特殊詐欺 検挙者の4割超は闇バイト応募がきっかけか 警察庁(13日)NHK
★SNS詐欺被害金、500億円をマネロンか 男女3人逮捕(12日)日経
★昨年の特殊詐欺被害額は過去最悪153億円、警察官かたる手口急増 1件あたりも高額化(10日)産経
★邦人4人、ミャンマーで詐欺関与か タイ警察が拘束(8日)時事
★親族装う電話で現金2400万円だまし取る 特殊詐欺「受け子」を詐欺容疑で再逮捕(7日)産経
★“簡単に稼げる”副業に注意を 去年の被害額10億円超 消費者庁(7日)NHK
★「スマホ副業」で高額請求相次ぐ 10億円被害か、登録名を公表(6日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント