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首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
未成年者を犯罪被害から守れ!
【治安うんちく】
19位以下の未成年者の性犯罪被害者となる事件が多くなっている。しかも、それは国境を超えての広域化傾向にあることから警察庁はこのほどセミナーを開催した。セミナーには10か国から約200人の捜査関係者が出席。未成年者の性的搾取被害が低年齢化している現状や未成年者を手なずける「クルーミング」などの実態が報告され、悪質な行為を取り締まるためには国際社会との連携強化の必要性が示された。(産経)
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警察庁によると、令和6年に0歳から19歳の未成年者が犯罪被害者となった重要犯罪は5863件で、前年より1511件の増加。
その中で0~12歳が245件増の1630件。最も多かったのは不同意わいせつで96件増の991件。そして不同意性交等にいたっては113件増の352件。略取誘拐・人身売買も13件増の217件、殺人も18件増の61件、強盗も4件増の7件と重要犯罪すべての罪種で増加している。
これに対して13~19歳が被害者の重犯は4232件で1266件の増加。やはり不同意わいせつが2137件で448件の増。不同意性交等も713件増の1593件。略取誘拐・人身売買も38件増の303件、そして殺人は20件増の64件、強盗は45件増の132件となっている。
さらに、国内での動きもある。闇バイトなる犯罪グループも登場したこともあって、鳥取県では未成年者に犯罪に加担する機会を与える行為を禁止する条例改正が行われている。
「未成年者を犯罪からどうま護るか」―次の時代を支える財産であり、国際的にも国内的にも大きな課題なのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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