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首都東京体感治安(30、31日 単位レベル)
刑法犯認知件数の増加は自転車盗が要因か
【治安うんちく】
刑法犯の認知件数の増加に大きな影響を与えているのが自転車盗。令和5年の刑法犯の罪種別での増加数は最多だった。
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警察庁によると、令和5年の自転車盗は16万1207件で、前年より9481件の増加。刑法犯認知件数増加数に自転車盗の増加数はどのぐらいの影響を与えているのか。刑法犯認知件数のランキングでみると次のようになる。
トップの東京の刑法犯認知件数は8万9098件で、前年より1万0623件の増加に対して、自転車盗は2万7174件で5561件増えて全増加数の52.3㌫を占めている。
続くのは大阪で認知件数8万0148件で増加数は1万1341件。これに対して自転車盗は2万5195件の4480件増で39.5㌫を占めた。
埼玉は刑法犯が4万9653件で増加数は7670件。自転車盗は1万3622件で増加は3251件で42.3㌫。
愛知は刑法犯が4万6832件で5584件増えたのに対して自転車盗は1万1234件の2580件増えて46.2㌫。
さらに神奈川は刑法犯が7271件増えて4万3846件。自転車盗が1万1446件で2947件増え、全増加数の40.5㌫を占めている。
上位の5都府県だが、自転車盗の増加数が刑法犯全体増加数の4割から5割を占めているように数字治安に大きな影響を与えていることだけは確かのようである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★トランプ占いで数億円被害か…20代女性、「金銭に不幸招く菌が付いている」と言われ169万円引き出される(30日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250130-OYT1T50004/
★暗号資産への投資誘われ3828万円分だまし取られる…フェイスブックで知り合った男から、青森の50代男性(27日)読売
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★徳島県警と地銀ホットライン整備 特殊詐欺対策(21日)共同
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★3750万円だまし取られる 多気町の男性、投資など名目 三重(18日)共同
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★タイ警察、パタヤ拠点に還付金詐欺繰り返した6邦人逮捕 日本の高齢者ら狙い電話(15日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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