« 2025年1月28日 (火) | トップページ | 2025年1月30日 (木) »
首都東京体感治安(29、30日 単位レベル)
自殺者が減少 だが……
【治安うんちく】
2年前の10月に千葉県内の女高生が自殺した問題で、今年にになって第三者委員会が出した結論は、「英語の時間での教員の不適切な指導」だった。生徒は英語の教員の不適切な指導について学校側に繰り返し改善を求めていたが対応されていなかった。青春時代真っ只中の高校2年生の自殺-自殺者の心の弱さではない。教員たるものの資格、そして学校の責任だ。
今年に入り早くも1月23日には北海道の千歳空港のターミナルビルから40代の男性が飛び降り自殺しているが、昨年は1日あたりにすると55人にもなる。何かがあったら「この野郎!」と反骨精神の強い人間の教育はできないものか……
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年の自殺者数は2万0268人で、前年より1569人の減少。うち男性が1万3763人で1099人の減。女性が470人減の6505人だった。
年間推移をみると昭和53年以降での最多は平成15年の3万4427人で、以降は減少に入り、令和2年が2万1007人と最も少なかった。
ランキングは東京の2190人、神奈川の1336人、大阪の1279人、愛知の1201人、埼玉の1189人、北海道の976人などと続いている。
NHKによると厚生労働省が発表した自殺者数で令和6年の生徒・児童の自殺者は527人で、過去最多だった4年を上回っているという。
年代別に見ると高校はが349人で中学生が163人、小学生が15人。中でも中学生と高校生の女子が増加。中学生は前年より19人増の99人。高校生同17人増の183人だった。
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★暗号資産への投資誘われ3828万円分だまし取られる…フェイスブックで知り合った男から、青森の50代男性(27日)読売
★宇都宮の61歳男性、暗号資産8000万円超被害 SNS型ロマンス詐欺か(22日)共同
★狙われる無人ATM 特殊詐欺団、銀行員の声かけ回避か(22日)日経
★徳島県警と地銀ホットライン整備 特殊詐欺対策(21日)共同
★「詐欺」口座情報、ゆうちょ銀が警察に情報提供…協定締結(18日)読売
★3750万円だまし取られる 多気町の男性、投資など名目 三重(18日)共同
★うそ電話で30万円の詐欺被害 相談受けた警察官 詐欺見抜けず(17日)NHK
★特殊詐欺で詐取の金を駅のロッカー介して回収か 暴力団員逮捕(17日)NHK
★タイ警察、パタヤ拠点に還付金詐欺繰り返した6邦人逮捕 日本の高齢者ら狙い電話(15日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント