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首都東京体感治安(27、28日 単位レベル)
少年が犯罪被害者となる事件数増加
【治安うんちく】
刑法犯で検挙される少年が増えているが、犯罪被害者になる事犯も多くなっている。
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警察庁によると、令和5年に少年が被害者となった刑法犯の認知件数は9万5173件で、前年より2万2266件も増えている。
罪種別でみると最も多かったのは窃盗犯で7万6161件。なんと前年より1万7787件も増えているのだ。なかでの最多は自転車盗で1万5153件も増加した6万3849件だった。
次が粗暴犯の8894件で1521件の増。うち暴行が4268件、傷害が3593件などだ。
そして風俗犯は1684件増の4005件で中でも多かったのは不同意わいせつで2584件もある。
性犯罪と言えば不同意性交等—430件も増えて1119件のため兇悪犯は432件増の1299件なのである。詐欺などの知能犯は266件増の786件だった。
被害者を学職別でみると、最も多かったのは高校生の4万1213件で9874件も増えている。これに大学生が3473件増の1万3614件、中学生が4521件増の1万8249件、小学生が1780件増の8721件などと続く。未就学生も144件増えて912件なのである。
こうした未成年者を犯罪社会からどう守るか?喫緊の課題であろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★暗号資産への投資誘われ3828万円分だまし取られる…フェイスブックで知り合った男から、青森の50代男性(27日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250123-OYT1T50173/
★宇都宮の61歳男性、暗号資産8000万円超被害 SNS型ロマンス詐欺か(22日)共同
★狙われる無人ATM 特殊詐欺団、銀行員の声かけ回避か(22日)日経
★徳島県警と地銀ホットライン整備 特殊詐欺対策(21日)共同
★「詐欺」口座情報、ゆうちょ銀が警察に情報提供…協定締結(18日)読売
★3750万円だまし取られる 多気町の男性、投資など名目 三重(18日)共同
★うそ電話で30万円の詐欺被害 相談受けた警察官 詐欺見抜けず(17日)NHK
★特殊詐欺で詐取の金を駅のロッカー介して回収か 暴力団員逮捕(17日)NHK
★タイ警察、パタヤ拠点に還付金詐欺繰り返した6邦人逮捕 日本の高齢者ら狙い電話(15日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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