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首都東京体感治安(19、20日 単位レベル)
今時、人身売買なんて—人権侵害も甚だしい
【治安うんちく】
こんな人権侵害事犯が今でも発生している。朝日新聞によると、警視庁が捜査本部を設置して捜査している事件だ。SNSを利用して募った女性を性風俗店に派遣して、店側から紹介料として約70億円を受け取っていたスカウトグループが摘発された。なんと令和元年から6年まで46都道府県の約350店舗に女性を斡旋していたというのだ。その人身取引事犯が増加傾向にある。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年の人身取引事犯の検挙件数は114件で前年より31件の増加。検挙人員も55人で18人の増加だ。
被害者は57人で、国籍別年齢層別でみると日本人が50人、フィリピン人が7人となっている。
日本人被害者の年齢層での最多は18歳未満が37人。これに20~29歳の12人、18~19歳の1人と続く。
重大な人権侵害事件であり、警察は厳重な捜査で臨んでいるが、上手の手から水が漏れているのだろう。今時、性を売り物にする店こそ許せない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★「詐欺」口座情報、ゆうちょ銀が警察に情報提供…協定締結(18日)読売
★3750万円だまし取られる 多気町の男性、投資など名目 三重(18日)共同
★うそ電話で30万円の詐欺被害 相談受けた警察官 詐欺見抜けず(17日)NHK
★特殊詐欺で詐取の金を駅のロッカー介して回収か 暴力団員逮捕(17日)NHK
★タイ警察、パタヤ拠点に還付金詐欺繰り返した6邦人逮捕 日本の高齢者ら狙い電話(15日)産経
★指示役とみられる容疑者逮捕 80代女性から現金詐取の疑い(14日)NHK
★逃亡先のタイから帰国、還付金詐欺容疑の「かけ子」役逮捕 警視庁、被害総額1億円(11日)産経
★24年「フィッシング」過去最多 偽サイト誘導148万件(11日)共同
★「詐欺に荷担していない証明必要」60代女性イーサリアムなど5千万円だまし取られる(8日)産経
★特殊詐欺グループの男12人を再逮捕 カンボジアを拠点か(7日)産経
★「民事裁判にお金必要」特殊詐欺で1.8億円被害 岐阜市の80代女性(7日)産経
★金融機関かたり電話でアドレス聞き出し偽メール 巧妙な手口「ボイスフィッシング」(5日)産経
★比、詐欺容疑の邦人拘束 日本で手配、強制送還へ(5日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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