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首都東京体感治安(31、1日 単位レベル)
家族とはなんなのか?
【治安うんちく】
明けましておめでとうございます。
28日、東京都国分寺市本多の職業不詳の女(62)が自宅で夫(65)を果物ナイフで刺殺したとして、警視庁小金井署に逮捕される事件があった。 国立社会保障の調査によると、家族であるために重要なのは「困ったときに助け合う」ことだという意見が88.4㌫を占め、さらに「精神的な支えになる」と回答したのは82.7㌫にもなったという。ところが、その家族間における刑法犯が多くなっている。
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警察庁によると、令和5年の刑法犯検挙件数は25万8602件で、うち法人・団体、被害者無しの9万7675件を除いた16万0927件の約8㌫にあたる1万2982件が家族親族間の検挙件数なのだ。
関係別での最多は家族関係で、これに知人友人の1万1594件、職場関係の8814件、その他9382件などとつづく。その他に面識無が10万9475件だった。
家族間のうち最多は配偶者の6262件、実子の2663件、実父母の2176件が上位を占めている。
罪種別で多いのは暴行、傷害などの粗暴犯で、うち家族間は1万2187件。
さらにその中での実父母は1866件。内訳は暴行が909件、傷害が775件など。配偶者間の粗暴犯では5989件のうち暴行が最多で3389件。実子は2264件のうち暴行が1240件、傷害が858件などとなっている。
殺人にいたっては814件のうち最多は友人知人の141件だが、続くのは配偶者の106件なのである。12月27日には、東京都江戸川区では77歳の夫が、妻を車で轢き殺して逃走する事件があったが、原因は妻との痴話げんかというから、家族関係はここまで落ちてしまったのかと心が痛む事件だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★「あなたに逮捕状」とかたる詐欺、被害額が前年比250倍の41億円…都内で1~11月(1日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241231-OYT1T50113/
★茨城県警の警察官名乗る男が「口座調査」かたり70万円詐欺、新潟県上越市の30代女性が被害届(28日)共同
★岩手県内で特殊詐欺が急増 警察かたる事例目立つ(28日)共同
★SNS投資詐欺で2億円被害 山口の60代男性、アナリスト名乗る人物に(27日)産経
★「デートクラブ入会で女性と」…2550万円だまし取られる 群馬の63歳会社員(26日)共同
★福岡で被害1億円超の詐欺相次ぐ…「あなたは連続強盗の主犯格」「投資利益の手数料」(25日)読売
★電話で「携帯電話が不正利用されている」…新潟県燕市の50代女性が警察官かたる男らに100万円だまし取られる(24日)共同
★【速報】中3、口座情報入手し400万円窃盗疑い(24日)共同
★時価2億円の金詐取被害、仙台 70代女性が資金調査名目で(23日)共同
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★LINEで「仮想通貨の知識を指導」…SNS型ロマンス詐欺で610万円被害 群馬・前橋市の64歳男性(23日)共同
★70代男性がロマンス詐欺被害、「Emi」名乗る女性ら2人に計6000万円送金(21日)読売
★「事件であなた名義の口座が使われている」警察かたるうその電話で1110万円被害 群馬・玉村町の80歳女性(21日)共同
★SNS型ロマンス詐欺で368万円の被害 群馬・太田市の47歳女性(20日)共同
★5年前タイで摘発の特殊詐欺グループメンバー 大阪市内で逮捕(18日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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