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首都東京体感治安(30、31日 単位レベル)
いたずら110番は止めよ
【治安うんちく】 今年4月にいたずらで110番通報した神奈川県川崎市の高校生5人が家庭裁判所に書類送検される事件があった。5人は昨年12月未明に横浜市内の公衆電話から「5人ぐらいが公園で叫んでいて迷惑している」と虚偽の通報をして、警察官2人を臨場させて業務を妨害したもの。中には携帯電話から不要な110番を245回もかけるなどして逮捕された男もいる。
「いたずら110番」や「緊急性政のない相談」は、重大な事件事故への出動の対応に影響がでるとして警察は止めるよう呼びかけている。
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全国警察にかかる110番件数は1000万件台になり令和5年には1020万6671件もあった。
このうち警視庁では213万1086件。ところが、この中の10.8㌫にあたる22万9831件は、いたずらなどの非有効な通報だった。
89.2㌫にあたる190万1255件のうち最も多かったのは交通関係で55万4515件。続くのは生活安全関係の40万6744件、地域関係の27万6699件で、刑事関係は9万7189件だった。
110番受理件数を時間帯でみると最多は18~19時の12万1096件、19~20時の11万2277件、20~21時の10万3919件などと続き、この3時間で33万7292件と15.8㌫を占め、一番忙しい時間帯なのである。
大阪府警の例になるが、「家の中にゴキブリが出た」とか「家まで送ってほしい」などや平成の時代には「阪神タイガーズは勝ったのか」などとんでもない通報があったという。
徹底逮捕で臨むしかない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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★5年前タイで摘発の特殊詐欺グループメンバー 大阪市内で逮捕(18日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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