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首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
オレオレ詐欺の増加が続く
【治安うんちく】
オレオレ詐欺や交際あっせん詐欺など特殊詐欺が増えている。被害額も600億円に迫るほどだ。以下は、今月になっての報道の一部だ。
★「指示通りやればもうかる」…4160万円だまし取られる 群馬の33歳会社員(23日)共同
★LINEで「仮想通貨の知識を指導」…SNS型ロマンス詐欺で610万円被害 群馬・前橋市の64歳男性(23日)共同
★「事件であなた名義の口座が使われている」警察かたるうその電話で1110万円被害 群馬・玉村町の80歳女性(21日)共同
★70代男性がロマンス詐欺被害、「Emi」名乗る女性ら2人に計6000万円送金(21日)読売
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警察庁によると、令和6年11月現在の特殊詐欺の認知件数は1万8606件で、前年同期より1353件の増。被害額も581億1763万9801円で、同188億6416万1291円も増えている。
認知件数で最も多かったのはオレオレ詐欺で5566件。前年より1991件も増加している。被害額も342億6611万2120円で127億1740万4010円の増加だ。
さらに、交際あっせん詐欺は認知件数こそ少ないが57件で、前年より49件も増えている。被害額も2億2409万8000円増の2億4223万9000円と増加傾向を示している。その他、融資保証金詐欺も121件の増の289件。架空料金詐欺も157件増の4868件。
減少たのはキャッシュカード詐欺盗で765件減の1287件、預貯金詐欺も456件減の2066件、還付金詐欺も14件減の3817件などとなっている。
被害者となったのは女性の61.9㌫に対して男性は38.1㌫。女性は80~89歳が最も多く22.3㌫。男性は70~79歳で8.8㌫だった。
オレオレ詐欺はやはり女性が多く66.3㌫に対して男性は33.7㌫だった。
都内での最近は「警察」を名乗るアポ電が目立っている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★福岡で被害1億円超の詐欺相次ぐ…「あなたは連続強盗の主犯格」「投資利益の手数料」(25日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241224-OYT1T50177/
★電話で「携帯電話が不正利用されている」…新潟県燕市の50代女性が警察官かたる男らに100万円だまし取られる(24日)共同
★【速報】中3、口座情報入手し400万円窃盗疑い(24日)共同
★時価2億円の金詐取被害、仙台 70代女性が資金調査名目で(23日)共同
★「指示通りやればもうかる」…4160万円だまし取られる 群馬の33歳会社員(23日)共同
★LINEで「仮想通貨の知識を指導」…SNS型ロマンス詐欺で610万円被害 群馬・前橋市の64歳男性(23日)共同
★70代男性がロマンス詐欺被害、「Emi」名乗る女性ら2人に計6000万円送金(21日)読売
★「事件であなた名義の口座が使われている」警察かたるうその電話で1110万円被害 群馬・玉村町の80歳女性(21日)共同
★SNS型ロマンス詐欺で368万円の被害 群馬・太田市の47歳女性(20日)共同
★5年前タイで摘発の特殊詐欺グループメンバー 大阪市内で逮捕(18日)NHK
★「契約したサービスに未払いが」うその電話で79万円の詐欺被害 群馬・前橋市の72歳女性(18日)共同
★「仮想通貨の運用教えてあげる」…SNS詐欺で暗号資産820万円分被害 群馬・伊勢崎市の72歳男性(15日)共同
★SNS通じ「先生」から指示 投資名目で1億円詐取、70代女性15回にわたり被害 大阪(13日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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