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首都東京体感治安(23、24日 単位レベル)
知能犯が激増
【治安うんちく】
特殊詐欺の認知件数も増えているが、知能犯の詐欺も激増している。しかし検挙件数が減ってしまった。以下は、最近の報道の一部です。
★粉飾決算で融資金5000万円詐取か、クリーニング会社元代表ら2人逮捕「会社を存続させるため」(5日)読売
★性的サービス迫る「偽の客」、応じた女性従業員に「契約違反」と給与払わず…メンズエステ店長を詐欺容疑で逮捕へ(12日)読売
★架空の原発汚染水事業で12億円詐取 容疑で会社役員の男を逮捕―大阪地検(28日)時事
★【速報】収賄疑いで埼玉の社会福祉法人理事長を逮捕(3日)共同
★東京都神社庁の運営資金を横領した疑い、男性宮司を書類送検…自身の口座などに2580万円を送金か(24日)読売
★秋田の大雨復旧事業で収賄疑い 道路排水巡り県職員を再逮捕(6日)共同
★大谷翔平選手の偽ユニホームをフリマアプリで販売容疑…1年で数百万円売り上げか、山本由伸投手らの偽物も所持(10日)読売
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年11月現在の知能犯の認知件数は5万6009件で、前年同期より1万1034件と急増している。ところが検挙件数は334件減の1万0493件で、検挙率は8.7ポイントダウンして30.9㌫になってしまった。検挙人員は1万0493人で334人の減少だが、うち少年は71人も増えて779人なのである。
急増した要因は詐欺が1万0324件も増えて5万1736件になったことだ。
さらに横領は435件増の2161件、偽造が262件増の1919件となっている。偽造の中で最も多かったのは文書偽造で218件増の1554件。汚職は9件増の96件だった。
減少したのは偽造の中の有価証券偽造が13件減って35件だったことと汚職のうち賄賂が6件減の30件だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★時価2億円の金詐取被害、仙台 70代女性が資金調査名目で(23日)共同
https://www.47news.jp/11942367.html
★「指示通りやればもうかる」…4160万円だまし取られる 群馬の33歳会社員(23日)共同
https://www.47news.jp/11942708.html
★LINEで「仮想通貨の知識を指導」…SNS型ロマンス詐欺で610万円被害 群馬・前橋市の64歳男性(23日)共同
https://www.47news.jp/11941924.html
★70代男性がロマンス詐欺被害、「Emi」名乗る女性ら2人に計6000万円送金(21日)読売
★「事件であなた名義の口座が使われている」警察かたるうその電話で1110万円被害 群馬・玉村町の80歳女性(21日)共同
★SNS型ロマンス詐欺で368万円の被害 群馬・太田市の47歳女性(20日)共同
★5年前タイで摘発の特殊詐欺グループメンバー 大阪市内で逮捕(18日)NHK
★「契約したサービスに未払いが」うその電話で79万円の詐欺被害 群馬・前橋市の72歳女性(18日)共同
★「仮想通貨の運用教えてあげる」…SNS詐欺で暗号資産820万円分被害 群馬・伊勢崎市の72歳男性(15日)共同
★SNS通じ「先生」から指示 投資名目で1億円詐取、70代女性15回にわたり被害 大阪(13日)産経
★台湾から来日の19歳容疑者を逮捕 特殊詐欺の現金引き出し役か(11日)NHK
★ロマンス詐欺で1億5950万円被害、京都の79歳男性 「外国人女性」から投資話(11日)産経
★警察名乗る男の電話で2400万円被害 北海道・旭川の60代女性 特殊詐欺事件か(11日)産経
★三菱UFJ銀行、「フィッシング詐欺」対策で偽サイトに警告表示…国内企業での本格導入は初めて(11日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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