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首都東京体感治安(16、17日 単位レベル)
兇悪犯を含めて刑法犯が増加
【治安うんちく】
恐ろしい事件が起きてしまった。目的が分からないだけに、与える恐怖感は大きい。14日夜、北九州市小倉南区のマクドナルドで男女2人の中学生が男に刃物で刺され、女子生徒(15)が死亡、男子生徒(15)は命に別状はなかった。男子生徒は「知らない人」と言っており、路上で襲わないでわざわざ店内での事件。店に恨みでもあるのだろうか‥‥
兇悪犯も含めて刑法犯が増加している。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年11月現在の刑法犯認知件数は67万8254件で、前年同期より3万2293件も増えて、過去5年間で最多なのである。
最も増えたのは窃盗犯で、前年より1万6935件増の46万1917件。乗り物盗が1万1117件も増えたことが要因だ。
続くのは知能犯で1万1103件も増えて5万6009件。詐欺犯が1万0324件も増加して5万6009件だったことが要因となっているようだ。
風俗犯も6541件増の1万7079件。性的姿態撮影等処罰法がなんと5725件も増えて7720件には驚いた。
兇悪犯も1257件増えて6450件となっているが、うち不同意性交等が最も多く1212件増の3616件なのである。
減少したのは粗暴犯で675件減の5万3078件。さらにその他刑法犯が2799件減って8万3721件だった。
認知件数のランキングは東京の8万6629件、大阪の7万5139件、埼玉の4万7224件、愛知の4万6979件、神奈川の4万1743件などと続いている。東京がなんと5474件も増えている。少なかったのは島根の1930件だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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