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首都東京体感治安(26、27日 単位レベル)
検挙人員が増加
【治安うんちく】
闇バイトなど新たな形態の犯罪の増加などもあり、刑法犯の検挙人員が増加している。
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警察庁によると、令和6年10月現在の刑法犯検挙人員は15万4543人で、前年同期よりなんと7753人の増加だ。検挙優先からみれば良い事だが、それだけ犯罪も多いという事からみれば残念だ。
最も増加したのは風俗犯で3628人増えて8641人になっている。これに窃盗犯が2726人増の7万1697人、凶悪犯が1120人増の4883人などと続く。
一方、減少したのは知能犯が276人減の9104人、粗暴犯が218人も減って4万0172人になっている。
風俗犯の増加の要因は、言わずと知れた性的姿態撮影等処罰法が3018人増えて3422人。窃盗犯は万引きが1925人も増えて4万2119人だっことだ。減少した粗暴犯の要因は暴行が587人も減っていることだ。
一方、兇悪犯は言うまでもなく不同意性交等が1039人増の2432人だった。知能犯は詐欺が560人減って7085人と意外だった。
検挙人員のランキングは東京の1万9337人、大阪の1万2787人、愛知の1万0004人、神奈川の9563人、兵庫の9118人などと続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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https://www.47news.jp/11820293.html
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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