« 2024年11月24日 (日) | トップページ | 2024年11月26日 (火) »
首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
自殺者が減少傾向へ
【治安うんちく】
令和に入った2年に新型コロナ感染拡大という大きな社会変化などから増加傾向にあった自殺者数が減少傾向を見せている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年10月現在の自殺者数は1万6990人で、前年同期より1289人の減少。うち男性は934人減の1万1579人、女性が355人減の5411人だった。
ランキングは東京の1865人、愛知の1033人、神奈川の1063人、大阪の1024人、埼玉の1010人などと続いている。
少なかったのは鳥取の50人、島根の88人、徳島の97人、福井の98人、佐賀の91人など。
年間推移をみると平成元年以降で最多は15年の3万4427人で、以降は減少傾向に入った。そしてコロナ感染症の令和元年には2万0169人だったが2年には2万1081人、3年には2万1818人などと増加に転じていたが、それも今年は10月現在だが減少している。
問題は児童・生徒の自殺者が増えていることだ。昨年の年間自殺者数は513人で過去最多を記録している。
昭和の時代には、学校で動物を飼育したり季節の花咲く花壇の手入れなど〝生命ある物〟の管理を通して生きることの大事さを叩き込まれたものだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★「投資を」と誘われ1500万円だまし取られる…追加要求断ると「裏切りだ」「自殺する」のメッセージ(24日)読売
★ロマンス詐欺で9千万円被害 北海道60代男性 SNSで女性に投資持ちかけられ振り込む(2日)産経
★【Q&Aで詳しく】不動産詐欺 狙われる「MCI=軽度認知障害」(1日)NHK
★16歳女子高生、警察官装い高齢者宅でキャッシュカードを盗んだ疑いで逮捕…100万円引き出される(1日)読売
★新手の「欠品・返金詐欺」横行 電子マネーなどを3重で詐取 ネットで買い物注意(29日)産経
★マイナで詐欺電話、注意喚起 職員装い保険証登録促す―厚労省(29日)時事
★SNSのなりすまし広告で3・7億円の詐欺被害 村上世彰氏かたり投資勧誘(28日)産経
★特殊詐欺疑いで男12人再逮捕 カンボジア拠点、4県警(28日)日経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント