« 2024年10月29日 (火) | トップページ | 2024年10月31日 (木) »
首都東京体感治安(30、31日 単位レベル)
殺人が増加
【治安うんちく】
殺人事件が増えている。そんな最中なのに現れたのが闇バイト—
アルバイトを使い窃盗や強盗ばかりか殺人まで犯す近年まれな犯罪集団だ。平成の時代、日本の暴力団員をアッシー君に使い、地方の蔵を持つ富豪ばかりを狙った緊縛強盗事件の中国マフィアを思い出す。今年に入り殺人が増えている。以下は報道の一部だ。
★新橋のガールズバーで店員死亡 殺人未遂疑い客逮捕(27日)日経
★横浜 強盗殺人事件 ほかの実行役と直前にコンビニで道具調達か(25日)NHK
★沖縄 石垣 交際女性を殺害か 容疑者を逮捕 女性は警察に相談も(24日)NHK
★群馬 藤岡 老人ホームで女性入所者を殺害か 88歳入所者を逮捕(22日)NHK
★指示役とアプリで終始通話、横浜 強殺事件、具体的行動命じたか(21日)共同
★車の中で流血の男性死亡 知り合いの67歳容疑者を逮捕 宮崎(20日)
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年9月現在の殺人の認知件数は751件で、前年同期より68件の増加。検挙件数は44件増の671件、検挙人員は89人増の653人。9月現在としては全て過去5年間で最多なのである。検挙率は2.5ポイントダウンして89.3㌫だった。
認知件数のランキングは大阪の110件、東京の72件、埼玉の51件、兵庫の48件、神奈川の47件などと続いている
検挙率のランキングは鳥取の200㌫、秋田の150㌫、佐賀の142.9㌫、熊本の122.2㌫、長野の114.3㌫など。
低かったのは奈良の40㌫、山梨と富山の各66.7㌫、大阪の69.1㌫、三重の71.4㌫などだった。
東京は102.8㌫なのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★新手の「欠品・返金詐欺」横行 電子マネーなどを3重で詐取 ネットで買い物注意(29日)産経
★マイナで詐欺電話、注意喚起 職員装い保険証登録促す―厚労省(29日)時事
★SNSのなりすまし広告で3・7億円の詐欺被害 村上世彰氏かたり投資勧誘(28日)産経
★特殊詐欺疑いで男12人再逮捕 カンボジア拠点、4県警(28日)日経
★SNS型ロマンス詐欺か 石川 小松 60代男性 約2億2400万円の被害(25日)NHK
★「偽札が出回っているので女性警察官を向かわせる」…2000万円受け取った容疑で24歳女逮捕(25日)読売
★80代女性の口座から現金125万円を詐取 容疑の会社員の男を逮捕 群馬県警富岡署(25日)共同
★「打ち子」の統括役逮捕 報酬月350万円、副業サイト詐欺―警視庁(24日)時事
★「受け子」は15歳高校生、女性宅で現金300万円だまし取った疑い「俺のやったことに間違いない」(22日)読売
★マッチングアプリで結婚詐欺か 男の容疑者2人を逮捕 愛知(22日)NHK
★「もうけ出るから一緒に」 ロマンス詐欺で770万円の被害 群馬・前橋市の53歳男性(22日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント