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首都東京体感治安(28、29日 単位レベル)
特別法犯の検挙が減少
【治安うんちく】
迷惑防止条例や軽犯罪法、銃刀法など特別法犯の検挙件数、検挙人員が減少している。認知件数の減少か………
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警察庁によると、令和6年9月現在の特別法犯の検挙件数は4万6204件で、前年同期より4176件の減少。検挙人員は4264人減の3万6833人だった。
件数で最も減少したのは迷惑防止条例で3444件減の4155件。続いて軽犯罪法が760件減の4795件、青少年保護育成条例が506件減の1079件、廃棄物処理法が368件減の3655件、銃刀法が239件減の3347件などと続いている。
増加したのは犯罪収益移転防止法が719件増の3083件、。薬物関係では麻薬等取締法が459件増の1381件、覚醒剤取締法が360件増の5916件だが大麻取締法は176件減って5077件だった。
一方、検挙人員はやはり最多は迷惑防止条例が2775人減の3007人。次ぐのが軽犯罪法で637人減の4851人、児童買春児童ポルノ法が456人減の1778人、青少年保護育成条例が362人減の860人、廃棄物等処理法が332人減の3989人など。
薬物関係では麻薬等取締法が261人増の814人、覚醒剤取締法が121人増で3994人だが、大麻取締法が294人減って3999人だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★SNSのなりすまし広告で3・7億円の詐欺被害 村上世彰氏かたり投資勧誘(28日)産経
https://www.sankei.com/article/20241028-X6K5MGWJRFN7ZLDBAGA4ZJZOTE/
★特殊詐欺疑いで男12人再逮捕 カンボジア拠点、4県警(28日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE287QY0Y4A021C2000000/
★SNS型ロマンス詐欺か 石川 小松 60代男性 約2億2400万円の被害(25日)NHK
★「偽札が出回っているので女性警察官を向かわせる」…2000万円受け取った容疑で24歳女逮捕(25日)読売
★80代女性の口座から現金125万円を詐取 容疑の会社員の男を逮捕 群馬県警富岡署(25日)共同
★「打ち子」の統括役逮捕 報酬月350万円、副業サイト詐欺―警視庁(24日)時事
★「受け子」は15歳高校生、女性宅で現金300万円だまし取った疑い「俺のやったことに間違いない」(22日)読売
★マッチングアプリで結婚詐欺か 男の容疑者2人を逮捕 愛知(22日)NHK
★「もうけ出るから一緒に」 ロマンス詐欺で770万円の被害 群馬・前橋市の53歳男性(22日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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