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首都東京体感治安(23、24日 単位レベル)
首都東京の治安情勢
【治安うんちく】
警視庁が首都東京の令和6年9月現在の犯罪発生状況を発表した。その認知件数は6万9553件で、うち23区は5万1486件、多摩地区島部は1万7548件。その中で主な罪種別の最も多い区市町村は次のようになっている。
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【23区】総数では新宿区が4394件。強盗は新宿区の24件、暴行が新宿区の381件、傷害が新宿区の233件、脅迫が新宿区の46件、恐喝も新宿区の12件、侵入盗は港区の148件、このうち事務所荒らしが港区の56件、空き巣が新宿区の33件、自動車盗が江戸川区の29件、自転車盗は江戸川区の1309件、すりが新宿区の98件、ひったくりは新宿区の10件、万引きも新宿区の618件、詐欺は世田谷区の308件などとなっている。
【多摩地区島部】総数は八王子市の2224件、強盗は八王子市の8件、暴行が八王子市の81件、傷害も八王子市の49件、脅迫も八王子市の18件、恐喝も八王子市の5件、空き巣は町田市の26件、自動車盗は町田市の11件、自転車盗は八王子市の612件、すりが八王子市と国分寺市の各4件、ひったくりは小平市と東大和市の各3件、万引きは八王子市の329件、詐欺が八王子市の210件などとなっている。
数字上の治安では23区は新宿区、多摩地区では八王子市が悪いと言われてもしかたあるまい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★「受け子」は15歳高校生、女性宅で現金300万円だまし取った疑い「俺のやったことに間違いない」(22日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241022-OYT1T50004/
★マッチングアプリで結婚詐欺か 男の容疑者2人を逮捕 愛知(22日)NHK
★「もうけ出るから一緒に」 ロマンス詐欺で770万円の被害 群馬・前橋市の53歳男性(22日)共同
★他人のクレカで「メルカリ」架空取引の疑い、「闇バイト」指示役の男を逮捕…900回繰り返し1億円得たか(21日)読売
★特殊詐欺の現金引き出し役から金回収か 居酒屋経営者ら3人逮捕(17日)NHK
★「資産全て確認する必要ある」警察官かたる男らにだまされ5000万円超被害(16日)産経
★ロマンス詐欺救済うたい名義貸し 弁護士を2年業務停止(16日)日経
★お笑い芸人のはなわさん「怪しい電話はすぐ切って110番」 八王子で特殊詐欺根絶訴え(15日)産経
★「サイト利用料金が未払い」21回にわたり計610万円振り込む 81歳女性が詐欺被害 明石(13日)共同
★SNS型詐欺のアジト再現 スマホ2600台押収―大阪府警(11日)時事
★詐欺容疑で21歳大学生を再逮捕 クレカで指輪購入か 首都圏強盗、闇バイトに応募(10日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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