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首都東京体感治安(20、21日 単位レベル)
刑法犯検挙人員が増えている
【治安うんちく】
首都圏で相次いでいる闇バイト利用の事件、既に1都3県で14件の関与と見られているが、新たな形態の犯罪に早くも警察庁が対策に乗り出した。実行役に対して、指示役らに脅迫を受けた際などには「警察は相談を受けたあなたや、ご家族を確実に保護します」というもの。検挙も順調なようなので1日でも早く実態解明を願いたい。
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警察庁によると、令和6年9月現在の刑法犯検挙人員は13万7318人で、前年同期より7205人の増加。過去5年間で最多の数字となってしまった。
最も増加したのは風俗犯で前年より3410人増えて7564人。続いては窃盗犯で2556人増の6万3851人。さらに凶悪犯は1012人増の4272人だった。
ところが減少したのは知能犯で203人も減って8126人。認知件数が増加しているのに残念である。さらに粗暴犯が173人減の3万5767人。その他刑法犯は603人増の1万7738人なのだ。
罪種別でみると最も増えているのはなんと性的姿態撮影等処罰法で2776人増の3005人。
続くのは万引き犯で1775人増の3万7657人。不同意性交等は1003人増の2149人。これに殺人が89人増の653人と続くが凶悪犯のなかで最多なのである
一方、減少したのが粗暴犯のなかの暴行で488人減の1万8019人。驚きは認知件数が8000件も増えている詐欺犯が452人も減って6320人だったことだ。
【事件】首都圏を中心に相次いでいる闇バイト事件—なんと強盗や窃盗だけでなく殺人にまで発展している。そんななかで、東京千代田区の自民党本部に火炎瓶を投げたり、首相官邸に車で突っ込もうとした男が逮捕される事件が発生した。この事件では、60年70年安保闘争時を思い出した。なんとなく治安の悪化を感じてならない。よって
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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