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首都東京体感治安(11、12日 単位レベル)
特別法犯の検挙が減少
【治安うんちく】
特別法犯の検挙件数が減少しているが、中でも迷惑防止条例の減少が大きい。それもそのはずだ。痴漢やつきまとい行為、不当客引きなどあるなかで盗撮行為は令和5年7月に改正され性的姿態撮影処罰法になったこともあるからだ。それが増えているから喜べない内容ではある。
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警察庁によると、令和6年8月現在の特別法犯の検挙件数は4万1270件で、前年同期より3493件の減少。検挙人員も3604人減って3万3066人だった。
最も減少したのは迷惑防止条例で3112件減の3657件。これに軽犯罪法が718件減の43006件、青少年保護育成条例の433件減の976件。廃棄物処理法が342件減の3272件などと続く。
これに対して増加したのは犯罪収益移転防止法が613件増の2700件。薬物関係では麻薬等取締法が427件増の1218件、覚醒取締法が412件増の5301件だが大麻取締法が52件減の4571件だった。
一方、検挙人員は迷惑防止条例が2525人減って2693人だったほか児童買春児童ポルノ法の372人減の1202人、軽犯罪法が593人減の4359人、青少年保護育成条例の308人減の776人。
増加したのは犯罪収益移転防止法が439人増の2084人、麻薬等取締法が249人増の726人、そして覚醒剤取締法の167人増の3576人などとになつている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★SNS型詐欺のアジト再現 スマホ2600台押収―大阪府警(11日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101100846&g=soc
★詐欺容疑で21歳大学生を再逮捕 クレカで指輪購入か 首都圏強盗、闇バイトに応募(10日)産経
https://www.sankei.com/article/20241010-EKBZ2ENPOZOPPCJFT6PCZIAROU/
★逃走中に2件の特殊詐欺関与か 連続強盗、所沢事件で逮捕の男―埼玉県警(8日)時事
★まとめサイトからも「サポート詐欺」 広告悪用し偽警告(8日)日経
★説得応じずコンビニATMで札束握りしめ… 記者が遭遇した特殊詐欺の「現場」(7日)産経
★カンボジアで邦人の男12人逮捕 だまされ特殊詐欺関与か(7日)共同
★金融機関の機転で80代男性「だまされたふり」…オレオレ詐欺「受け子」の男、詐欺未遂容疑で逮捕(6日)読売
★気象予報士 晴山紋音さんが1日警察署長 詐欺など注意呼びかけ(5日)NHK
★主演は留置管理課長の「偽りの愛」 群馬県警館林署がロマンス詐欺防止へドラマ制作(4日)産経
★千葉 外国人かたる複数の人から投資詐欺 約1億2900万円の被害(5日)NHK
★カンボジアで保護の12人逮捕へ だまされ特殊詐欺に関与か(4日)共同
★カンボジア拠点の特殊詐欺グループ 募集役か 容疑者2人逮捕(4日)NHK
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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