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首都東京体感治安(8、9日 単位レベル)
放火犯が減少
【治安うんちく】
神奈川県川崎市の団地で9月24日に1階の集合ポストのチラシが燃えるという不審火があった。この団地では8月にも廊下に置いた段ボールが放火された事件が3件あったが、28歳の男が逮捕されている。なのに—
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警察庁によると、令和6年8月現在の放火の認知件数は484件で、前年同期より60件の減少。検挙件数は376件で同88件の減少だが、これは8月現在としては過去5年間で最低。よって検挙率は7.6ポイントダウンの77.7㌫だった。
検挙人員も91人減の292人。うち少年は3人減の19人なのである。
認知件数のランキングは大阪の87件、東京の43件、兵庫の31件、埼玉と愛知の各28件など。大阪が前年より14件、東京も12件増えている。発生が無かったのは島根と徳島の2県。
検挙率のランキングは山梨の250㌫、三重の200㌫、熊本の166.7㌫、大分の150㌫、高知の133.3㌫などと続く。
低かったのは千葉の35㌫、大阪の44.8㌫、長崎の50㌫、宮崎の60㌫などと続き、神奈川、富山、京都、福岡の4県が66.7㌫だった。
東京は前年より12.1ポイントもダウンして81.4㌫なのである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★まとめサイトからも「サポート詐欺」 広告悪用し偽警告(8日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0521D0V00C24A9000000/
★説得応じずコンビニATMで札束握りしめ… 記者が遭遇した特殊詐欺の「現場」(7日)産経
★カンボジアで邦人の男12人逮捕 だまされ特殊詐欺関与か(7日)共同
★金融機関の機転で80代男性「だまされたふり」…オレオレ詐欺「受け子」の男、詐欺未遂容疑で逮捕(6日)読売
★気象予報士 晴山紋音さんが1日警察署長 詐欺など注意呼びかけ(5日)NHK
★主演は留置管理課長の「偽りの愛」 群馬県警館林署がロマンス詐欺防止へドラマ制作(4日)産経
★千葉 外国人かたる複数の人から投資詐欺 約1億2900万円の被害(5日)NHK
★カンボジアで保護の12人逮捕へ だまされ特殊詐欺に関与か(4日)共同
★カンボジア拠点の特殊詐欺グループ 募集役か 容疑者2人逮捕(4日)NHK
★「通貨間の差額で稼げる」と投資勧められ…SNS型ロマンス詐欺で2400万円超の被害 群馬・東毛の40代女性(3日)共同
★生活応援金の手続き代行をうたい現金詐取 容疑で男女6人逮捕、全国約1500人が被害か(2日)産経
★SNS投資詐欺、641億円 1~8月の被害額、警察庁まとめ(1日)共同
★特殊詐欺の対応強化 “全国初”銀行員が任期付き警察官に 徳島(1日)NHK
★警視総監 “特殊詐欺やSNS型投資詐欺 防犯と検挙 両面で対策”(30日)NHK
★「LINEで警察手帳画像」に違和感 詐欺から高齢者守った2人に感謝状 奈良県警生駒署(20日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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