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首都東京体感治安(6、7日 単位レベル)
特殊詐欺の検挙が減少
【治安うんちく】
もはや、国内の拠点なんていうものではない。外国に拠点を置き、国内での実行犯を闇バイトで雇い詐欺を働く—国際化・巧妙化は外国警察との連携が必要な時代に入っているのかも知れない。
カンボジアで、強制労働させられていたとして日本大使館に助けを求めた12人の男—実は詐欺犯だった。今年の8月、富山県の40代の女性に警察官を装って電話をかけて数十万から数百万円にのぼるという。SNSで求人情報に応募したが強制的に詐欺に加担させられたとしてカンボジア警察が保護。ちかく、茨城県警など合同捜査本部に移送される。
認知件数が減少傾向にあるものの、検挙件数も減っている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年8月現在の特殊詐欺の検挙件数は3745件で、前年同期より807件の減少。
最も減少したのはオレオレ詐欺で、前年同期より463件も減って958件。さらにキャッシュカード詐欺は307件減の922件。還付金詐欺は55件減の587件などだ。
増加したのは預貯金詐欺で5件増えて1037件。架空料金詐欺は6件増の199件などとなっている。
一方、検挙人員は1286人で166人の減。
最も減少したのはやはりオレオレ詐欺で126人減の480人。キャッシュカード詐欺盗は66人減の228人。預貯金詐欺も55人減って276人なのである。
逆に増加したのは架空料金請求詐欺で73人増の141人だった。
知能犯の中でも詐欺犯は全体の検挙率が、前年より10ポイントもダウンして26.4㌫と低いのでその要因のひとつになっているのかも知れない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★金融機関の機転で80代男性「だまされたふり」…オレオレ詐欺「受け子」の男、詐欺未遂容疑で逮捕(6日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241004-OYT1T50216/
★気象予報士 晴山紋音さんが1日警察署長 詐欺など注意呼びかけ(5日)NHK
★主演は留置管理課長の「偽りの愛」 群馬県警館林署がロマンス詐欺防止へドラマ制作(4日)産経
★千葉 外国人かたる複数の人から投資詐欺 約1億2900万円の被害(5日)NHK
★カンボジアで保護の12人逮捕へ だまされ特殊詐欺に関与か(4日)共同
★カンボジア拠点の特殊詐欺グループ 募集役か 容疑者2人逮捕(4日)NHK
★「通貨間の差額で稼げる」と投資勧められ…SNS型ロマンス詐欺で2400万円超の被害 群馬・東毛の40代女性(3日)共同
★生活応援金の手続き代行をうたい現金詐取 容疑で男女6人逮捕、全国約1500人が被害か(2日)産経
★SNS投資詐欺、641億円 1~8月の被害額、警察庁まとめ(1日)共同
★特殊詐欺の対応強化 “全国初”銀行員が任期付き警察官に 徳島(1日)NHK
★警視総監 “特殊詐欺やSNS型投資詐欺 防犯と検挙 両面で対策”(30日)NHK
★「LINEで警察手帳画像」に違和感 詐欺から高齢者守った2人に感謝状 奈良県警生駒署(20日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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