😢警視庁管内体感治安レベル２

首都東京体感治安（１８、１９日　単位レベル）
刑法犯少年の検挙が増加
【治安うんちく】
　刑法犯の検挙人員が増えているが、うち少年の増加も目立つ。以下は最近の報道の一部だ。
★「金で解決するか」カッターナイフ突き付け大学生から現金奪う　容疑で少年2人を逮捕（１６日）産経
★受け子か、詐欺容疑で川崎の少年を逮捕　群馬県警伊勢崎署（20日）共同
★集団暴行の疑い　高校生と少年を逮捕　群馬県警高崎署（２０日）共同
★東京 足立区 高校生など6人が70代男性への強盗傷害容疑で逮捕（１５日）NHK
★【速報】19歳男性刺殺疑い、18歳の男2人逮捕（１日）共同
　 ……　……　……　……
　警察庁によると令和６年８月現在の刑法犯少年の検挙者数は１万３４９９人で、前年同期より１９０６人の増加。
　最も増加したのは窃盗で７２４人も増えて６８７３人。中でも注目は万引き犯の増加。２５０人増の３１９０人などで、非侵入盗の増加が目立っている。
　粗暴犯は３１１人増の２５０４人。うち暴行が１６６人増の６７７人、傷害が１０８人増の１４１４人など。
　風俗犯は４０８人増の７２７人。なんと最も増加したのは性的姿態撮影等処罰法が３６９人も増えて３７８人なのである。さらに詐欺が８１人増の４９２人だったこともあり知能犯は９７人増えて５４８人だった。
　一方、凶悪犯は１３７人増えて４８８人。増えたのは不同意性交が８５人も増えて１８２人。強盗は５６人増の２６１人。その他刑法犯は２２９人増の２３５９人だった。
　首都東京体感治安は「レベル２（ブルー）」とする。

【悪質商法はうそつき】（警察庁標語）

（う）まい話しを信用しない
（そ）うだんする
（つ）られて返事しない
（き）っぱり、断る

★「トクリュウ」２人再逮捕　南相馬、リフォーム詐欺未遂疑い（１８日）共同
https://www.47news.jp/11498540.html

★「詐欺犯人をタッチアウト！」警視総監が始球式に登板　特殊詐欺被害防止を訴え（１６日）産経
★動画見れば報酬→｢ミスで損害｣金銭要求　副業トラブル増（１６日）日経
★ニセ電話詐欺の受け子疑い、19歳大学生を逮捕（１６日）共同
★マッチングアプリで知り合った相手から「ビットコイン増やしてあげる」…１・２億円相当の詐欺被害（１５日）読売
★孫が祖父母へ「だまされないで」　絵はがきで特殊詐欺被害防止図る　宇都宮東署（１４日）共同
★後払い決済アプリ「ペイディ」不正使用、スマホ転売　容疑で男5人逮捕　転売額1億円超か（１３日）産経
★１億円相当の金地金詐取疑い　警察官装い電話、男女３人再逮捕―警視庁（１２日）時事
★西アフリカから｢ロマンス詐欺｣も　被害抑止へ国際連携（１１日）日経
★国境越え詐欺の対策強化へ　各国捜査機関が会議（１１日）共同
★詐欺対策で“電話番号制度”見直しへ 不正業者へ提供防ぐ狙い（１０日）NHK


突入前、実家に電話の若い巡査に涙
　あさま山荘取材の元カメラマン   
2022/2/26 09:00
大渡 美咲

あさま山荘事件50年

あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん＝２月２２日（大渡美咲撮影）
昭和４７年２月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、１０日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん（７８）もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和４７年２月１９日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは２４時間３交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の２８日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約７時間にわたる攻防の末、警視庁第９機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。