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首都東京体感治安(30、1日 単位レベル)
強盗の検挙者数が増加
【治安うんちく】
28日に東京・練馬区で住宅に男らが押し入り、親子にけがをさせたうえ金品を奪って逃走していたうちの1人の男(31)が強盗傷害の疑いで警視庁に逮捕された。この事件で逮捕されたのは3人目だが、警視庁はさらに2人の行方を負っている。強盗事件は今年に入り認知件数こそ少ないが検挙者が増えている。
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警察庁によると、令和6年8月現在の強盗の認知件数は881件で、前年同期より34件の減少。ところが検挙件数は798件で同7件の増加。検挙人員も1052人で46人増えていずれも過去5年間で最多だった。うち少年はなんと56人増の261人でやはり5年間で最多なのだ。
検挙率は4.2ポイントアップして90.6㌫だった。
認知件数のランキングは東京の166件、大阪の132件、愛知の69件、埼玉の72件、神奈川の68件などと続いている。発生が無かったのは秋田だった。
検挙率のランキングは新潟と山口、香川の各133.3㌫、福井、岡山、沖縄の各125㌫など。
低かったのは高知の0㌫、栃木の43.8㌫、富山、佐賀、長野の各50㌫と続く。
7月現在だが東京の認知件数は150件。23区が119件、多摩地区島部が31件。認知件数の最多は新宿区の21件。これに豊島区の14件、渋谷区の13件などと続いている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★警視総監 “特殊詐欺やSNS型投資詐欺 防犯と検挙 両面で対策”(30日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240930/k10014596361000.html
★「LINEで警察手帳画像」に違和感 詐欺から高齢者守った2人に感謝状 奈良県警生駒署(20日)産経
★能登半島地震の被災者装い寄付募る投稿、QRコード決済で金だまし取る…16歳高校生を容疑で書類送検(20日)読売
★カンボジア拠点の特殊詐欺グループ トップら2人を新たに逮捕(20日)NHK
★通話しながら高齢女性がATM操作…「あやしい」後ろに並んでいた元警官の女性と主婦が連携、詐欺を撃退(20日)共同
★「投資の担保」22億円詐取か、弁護士ら逮捕 名古屋地検(19日)日経
★「トクリュウ」2人再逮捕 南相馬、リフォーム詐欺未遂疑い(18日)共同
★「詐欺犯人をタッチアウト!」警視総監が始球式に登板 特殊詐欺被害防止を訴え(16日)産経
★動画見れば報酬→「ミスで損害」金銭要求 副業トラブル増(16日)日経
★ニセ電話詐欺の受け子疑い、19歳大学生を逮捕(16日)共同
★マッチングアプリで知り合った相手から「ビットコイン増やしてあげる」…1・2億円相当の詐欺被害(15日)読売
★孫が祖父母へ「だまされないで」 絵はがきで特殊詐欺被害防止図る 宇都宮東署(14日)共同
★後払い決済アプリ「ペイディ」不正使用、スマホ転売 容疑で男5人逮捕 転売額1億円超か(13日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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