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首都東京体感治安(17、18日 単位レベル)
検挙者数が多すぎる
【治安うんちく】
刑法犯の検挙者数が〝激増〟していると言っても過言ではない。なんとその数は5000人を超えており、過去5年間で最多の数字となってしまった。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年8月現在の刑法犯検挙者数は12万2528人で、前年同期より6605人の増加だ。過去5年間で最も検挙者が多くなった。
最も増加したのは窃盗で、2180人も増えて5万6901人だった。大きな要因は万引きが1534人増の3万3656人になるなど非侵入盗の増加。なんと1877人増の4万9020人なのである。
風俗犯は3096人増えて6648人。性的姿態撮影等処罰法が2517人も増えて2616人となったことが大きい。
さらに凶悪犯も984人増の3837人。不同意性交が938人増の1907人。放火は91人減って292人だが、殺人が91人増の586人だった。
その他刑法犯も606人増の1万5906人だが、唯一減少したのが粗暴犯。47人減の3万1972人なのである。暴行が462人減って1万6058人だったが、傷害が372人増の1万2906人となっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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