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首都東京体感治安(11、12日 単位レベル)
万引き犯が狙う物は
【治安うんちく】
昨年に続き、依然として増加し続けている万引き犯。最も狙われたのはやはり食料品だった。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和5年の万引き犯の認知件数は9万3168件で、前年より9570件の増加。平成26年の12万1143件から、年々減少し続けて令和4年には8万3598件にまで減少。過去9年間で最も少なかった。ところが5年に増加に転じて、検挙人員も4年より3573人も増えて4万9399人。では、どんな品物が狙われているのか。
総被害品7万0113品のうち最多は食料品で3万7149品。これに衣料品の5078品、化粧品の5010品と続く。
万引き品を年齢層別でみると衣料品の最多は70~79歳で1万2046品。食料品も70~79歳で8193品。ところが化粧品になると20~29歳で1209品なのである。
参考のためだが、14~19歳も食料品で2299品、20~29歳が3031品、30~39歳が2839品、50~59歳も5400品と食料品はほとんどの年齢層に人気があるようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★西アフリカから「ロマンス詐欺」も 被害抑止へ国際連携(11日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE095FU0Z00C24A9000000/
★国境越え詐欺の対策強化へ 各国捜査機関が会議(11日)共同
https://www.47news.jp/11470560.html
★詐欺対策で“電話番号制度”見直しへ 不正業者へ提供防ぐ狙い(10日)NHK
★SNS型投資詐欺、「打ち子」1人当たり数十台のスマホで勧誘(9日)日経
★「息子の声」「受け取りに来る」…80代男性が100万円引き出し相談、郵便局員が詐欺見破る(9日)読売
★「簡単な副業」実は詐欺 送金要求のトラブル増加(6日)共同
★フィリピン拠点 特殊詐欺事件 60歳容疑者 日本に移送され逮捕(4日)NHK
★偽造クレカで商品購入、返品で現金化 詐欺と窃盗容疑で男女3人逮捕(4日)産経
★特殊詐欺対策で電話番号提供の厳格化要求、不正事業者を排除へ 総務省有識者会議が対策案(3日)産経
★警察官装う男にカード2枚盗まれ、100万円引き出される 群馬・太田市の85歳女性(3日)共
★80代男性がロマンス詐欺で5400万円被害、SNSで若い女性名乗る人物に投資勧められ振り込む(29日)読売
★資産家一族装い女性から現金だまし取る 詐欺容疑で41歳男逮捕、被害額1億4千万円か(28日)産経
★リフォーム詐欺疑い、トクリュウ2人再逮捕 大麻所持疑いで1人逮捕(28日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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