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首都東京体感治安(5、6日 単位レベル)
万引き犯が急増
【治安うんちく】
18日午後2時10分頃、大阪市西成区の花園店で、男がうな重弁当とシャインマスカット1房を手提げ袋に入れて、店外に出るのを目撃された保安員ともみあいになりながらも逮捕された。こうした「万引きは犯」なんと今年になり依然として治まる気配はない。
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警察庁によると、令和6年7月現在の万引き犯の認知件数は5万7613件で、前年同期より3367件の増加。検挙件数は3万8307件で、同2832件の増加。この結果、検挙率は1.1ポイントアップの66.5㌫なのである。
検挙人員は1544人増の2万9634人。うち少年は279人増の2798人だった。
平成14年の認知件数は10万1141件、16年には15万8020件と最高を記録。22年の14万8665件以降は増減を繰り返して30年には10万件を割り9万9692件。そして令和4年には8万3598件と平成14年以降で最も少なかった。
ところが5年には9万3168件となり、今年は7月現在だが、さらに増加している。
被害金額が「高い」「安い」からという訳ではない。1円でも1万円でも窃盗は窃盗。平等に扱うべきであろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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