« 2024年8月25日 (日) | トップページ | 2024年8月27日 (火) »
首都東京体感治安(26、27日 単位レベル)
強盗の検挙が増加
【治安うんちく】
強盗の認知件数が減少しているなかで検挙件数、検挙人員が増加している。
★大阪・心斎橋の貴金属店強盗、外国籍とみられる男を関西空港で確保…奪われた腕時計は6280万円相当(7日)読売
★東京・渋谷で路上強盗疑い クラブで物色、8人逮捕(1日)共同
★コンビニで男が刃物突きつけ「強盗なんです」、現金十数万円奪い自転車で逃走…福岡県大野城市(28日)読売
★駐車場で「あなたは車上狙いに遭った」と話しかけ乗り込んできた男、刃物突きつけ財布奪う(27日)
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年7月現在の強盗の認知件数は788件で、前年同期よ10件の減少。ところが検挙件数は708件で20件の増加。検挙人員にいたっては64人増の912人。うち少年は52人増の219人で、7月現在としては、いずれも過去5年間に最多なのである。
この結果、検挙率は3.6ポイントアップして89.8㌫なのである。
認知件数のランキングは東京の150件、大阪の112件、埼玉の65件、神奈川の62件、愛知の59件などと続き、発生が無かったのは秋田と山形の2県。
検挙率のランキングは新潟、山口、香川が各133.3㌫、福井と岡山、沖縄の3県が125㌫など。
低かったのは、発生があっても0㌫が高知。これに長野の25㌫、佐賀の50㌫、栃木の58.3㌫、兵庫の68.2㌫などと続く。
なお、東京は91.3㌫、大阪は前年より13.3ポイントアップして89.3㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★うその投資話で50代女性から2千万円だまし取る 容疑で中国籍の42歳男再逮捕(26日)産経
https://www.sankei.com/article/20240826-WGHNPX4S2ZLMVHKY5FHNW3VLSU/
★狙われる認知症高齢者 不動産、購入価格10倍で売りつけ(26日)日経
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE10AYT0Q4A610C2000000/
★「警視庁捜査2課のイトウです」 元2課担の本紙記者にかかってきた〝特殊詐欺〟電話(26日)産経
★SNS型ロマンス詐欺容疑の男「兄貴に借金」「マッサージ機欲しい」…40代女性132万円被害(24日)読売
★還付金詐欺でだまし取った現金をATMから引き出す 海外から帰国の28歳男逮捕(22日)産経
★SNS型投資詐欺で275万円詐取される 群馬・前橋市の62歳女性(21日)共同
★SNS型投資詐欺、「打ち子」のまとめ役2人逮捕 大阪府警(21日)日経
★半月で被害総額1億8000万円、徳島県内で投資・ロマンス詐欺被害が多発(20日)読売
★受け子か、詐欺容疑で川崎の少年を逮捕 群馬県警伊勢崎署(20日)共同
★著名人かたるSNS投資詐欺、口座売却した名義人に賠償命令相次ぐ…「犯行に加担した」と認定も(19日)読売
★高齢女性からカードだまし取り50万円引き出した疑い 矢板署が男を再逮捕(19日)共同
★90人超逮捕のSNS型投資詐欺、公開手配の2人が出頭「もう逃げられない」…金庫番や統括役の主犯格か(18日)読売
★85歳女性の携帯に着信、「東京の刑事」が「口座悪用」を警告…捜査名目で6000万円の詐欺被害(18日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント