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首都東京体感治安(19、20日 単位レベル)
略取誘拐が増加
【治安うんちく】
平成15年5月20日に、女児略取誘拐から21年—大阪府警は報奨金300万円で情報を待っている。
この略取誘拐が増加している。特に目立っているのが中高生ら未成年。SNSを通じて巻き込まれるケースが多くなっているのだ。さらに、加害者側にも犯罪の自覚が薄いケースも見られるという。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年上半期の略取誘拐・人身売買の認知件数は303件で、前年同期より40件の増加。令和2年の157件から4年連続で増加している。
検挙件数は261件で55件の増加。この結果検挙率は7.8ポイントもアップして86.1㌫なのである。
検挙人員は31人増の230人で過去5年間で最高も数字。うち少年は13人だった。
認知件数のランキングは東京の35件、大阪の29件、兵庫の24件、埼玉の21件、神奈川と愛知の各18件などと続く。発生が無かったのは山口と宮崎の2県。
検挙率のランキングは滋賀と長崎の各200㌫、島根の150㌫、新潟の125㌫、岡山の116.7㌫と続く。
低かったのは山口と宮崎のほか山形、山梨、長野、富山の6県が0㌫だった。あまりにも極端過ぎるのだ。
なお、東京は前年より16.8ポイントダウンして71.4㌫なのに対して、大阪は30.3ポイントアップの89.7㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★著名人かたるSNS投資詐欺、口座売却した名義人に賠償命令相次ぐ…「犯行に加担した」と認定も(19日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240819-OYT1T50055/
★高齢女性からカードだまし取り50万円引き出した疑い 矢板署が男を再逮捕(19日)共同
https://www.47news.jp/11358487.html
★90人超逮捕のSNS型投資詐欺、公開手配の2人が出頭「もう逃げられない」…金庫番や統括役の主犯格か(18日)読売
★85歳女性の携帯に着信、「東京の刑事」が「口座悪用」を警告…捜査名目で6000万円の詐欺被害(18日)読売
★詐欺被害者狙う〝第2の犯罪〟 「着手金ビジネス」サイト乱立 問われる弁護士業界(18日)産経
★「高額な報酬を得られる課題がある」SNSに副業募る広告 169万円だまし取られる 群馬・富岡市の50代男性(17日)共同
★詐欺の受け子か 詐欺未遂容疑で横浜市の34歳男を警戒中の警察官取り押さえ逮捕 群馬県警渋川署(17日)共同
★着信の末尾が「0110」…警察装う詐欺電話に注意! 群馬県内で被害初確認(16日)共同
★国際電話番号でかかってきた特殊詐欺電話 去年の2倍超に 東京(15日)NHK
★勤務は正午から午後9時・完全歩合制の報酬…SNS型投資詐欺、打ち子「営業している感覚だった」(14日)読売
★SNS投資詐欺事件、リーダー格ら40人を再逮捕 大阪府警(14日)日経
★リフォーム詐欺、メンバー入れ替え訪問か 名刺持たず活動も(9日)共同
★後を絶たないフィッシング詐欺 消費生活センター「すぐ相談を」(8日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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