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首都東京体感治安(4、5日 単位レベル
重要犯罪が増加
【治安うんちく】
治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪が増加している。数字的にも体感的にも治安情勢は「良くなっている」とは言えないだろう。
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警察庁によると、令和6年上半期(1~6月)現在の重要犯罪の認知件数は6810件で、前年同期より1677件の増加。検挙件数は5632件で、同1314件の増。よって検挙率は前年より1.4ポイントダウンして82.7㌫。
検挙人員は4885人で、1091人の増加で、20歳以上の検挙者が4373人で、前年より987人も増えている。
最も増加したのは不同意性交等で879件増の1823件。さらに不同意わいせつが804件も増えて3176件になるなど卑劣な犯罪の増加が目立つ。さらに殺人も45件増の478件なのだ。
一方、減少したのは放火が73件減の365件。強盗も18件減の665件なのだ。
検挙人員も不同意性交等は684人も増えて1383人、不同意わいせつは344人増の1894人など助平野郎が増えている。
認知件数のランキングは東京の923件、大阪の848件、埼玉の580件、兵庫の448件、愛知の411件などと続いている。
検挙率のランキングは滋賀の112.9㌫、和歌山の111.1㌫、長崎の109.4㌫、山梨の108.0㌫。秋田の103.7㌫など。
低かったのは高知の62.5㌫、大阪の67.0㌫、徳島の68.8㌫、鹿児島の70.7㌫、京都の71.0㌫など。東京は90.2㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240804/k10014536791000.html
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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