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首都東京体感治安(27、28日 単位レベル)
自転車死亡事故が減少
【治安うんちく】
自転車の横暴な走行には腹がたつが、なんと死亡事故が減っているというから、ひと安心ではある。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年上半期(1~6月)の自転車による死亡事故は133件、6月としたは前年より7件の減少。平成27年は281件で、それ以降は増減を繰り返して6月現在としては今年が最も少なかった。
死亡事故を類型別でみると最多は車両相互で92件。それでも前年より8件減っている。車両単独は39件だった。
車両相互の中でも最も多かったのは出会い頭で43件。これに左折時の16件、追突の15件などと続く。人対車両は横断中の1件のみだった。
これらの事故のうち法令違反は108件あり、中でも安全運転義務違反が46件でうち17件が安全の不確認。交差点での安全進行が13件で信号無視はなんと10件。一時不停止違反の7件などがある。この他にもハンドル操作のミスが17件あった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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https://www.sankei.com/article/20240727-N44X6QJD7BKRXFQWSEP2ALGP3M/
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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