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首都東京体感治安(22、23日 単位レベル)
愛情、感情、人情があるのか?
【治安うんちく】
児童虐待事犯が増加している。令和5年になるが被害児童数は過去20年間で最悪の数字なのだ。以下は、最近の報道。
★生後間もない乳児遺体、袋に入れられた状態で発見 神戸のゴルフ場敷地内(20日)産経
★小1女児死亡 暴行は内縁夫の同居後からか 愛知 犬山(20日)NHK
★暴行死の7歳女児、児童相談所が2回一時保護…女児は「パンチされた」と説明(19日)読売
★山中に乳児の遺体遺棄した疑い、40歳女逮捕 福井県警(18日)産経
★生後間もない男児の遺体遺棄の疑いで38歳女逮捕 青森、出産した可能性も(12日)産経
★東京 生後まもない赤ちゃん置き去り 母親を殺人未遂容疑で逮捕(4日)NHK
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警察庁によると、令和5年の児童虐待事犯の通告児童数は72万2806人で、前年より7044人の増加。平成26年の2万8923人以降、増え続けており過去10年間で最多なのだ。
被害児童数は2415人で、前年より201人の増。平成16年の310人以降過去20年間で最多なのだ。男性が1262人(52.3㌫)、女性が1153人(47.7㌫)。
年齢別では最多が13歳の240人(9.9㌫)、12歳と14歳が各194人(各8.0㌫)、15歳が191人(7.9㌫)などと続くが、1歳未満は75人(3.1㌫)もある。
関係では父親が最も多く1068人(71.0㌫)、母親が701人(29.0㌫)。
検挙件数は2385件で204件の増加。平成16年の740件以降過去最多なのだ。
罪種別では最多が暴行で911件、傷害が906件、不同意わいせつが184件、不同意性交が149件となどで、殺人は14件、殺人未遂が25件もある。
恐ろしい社会になりましたね。私は思うのですが、「愛情」「感情」「人情」の3つの「情」が足りない人間が多くなっていると― 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★偽広告詐欺「閉鎖チャットで洗脳されていく」…次々投稿される「成功談」、350万円被害(22日)読売
★名人なりすまし偽広告の99%がLINEに誘導…メタのSNS掲載、詐欺被害相次ぐ(22日)読売
★5100万円投資詐欺被害 四日市の女性、"オリラジ"中田さん装うメッセージ 三重(20日)共同
★指示役中国人を新たに逮捕 SNS投資詐欺、海外に拠点か―警視庁(17日)時事
★「旧紙幣はこれまで通り使えます」新紙幣便乗の詐欺に注意、前回刷新時は偽造も相次ぐ(17日)産経
★中国人グループ、新たに「出し子」の指示役を逮捕 SNS型投資詐欺疑い(17日)産経
★認知症女性と契約 1400万円詐取か 準詐欺の疑いで3人再逮捕(16日)NHK
★うその投資話で詐欺容疑 1億円超被害か、北海道(15日)共同
★大惨事…女性美容師、4千万円超を失う SNSで届いたメッセージ「毎日安定」を信じた56歳、1245万円を振り込む さらに男へ3050万円を手渡すと音信不通に SNSで特定された男性逮捕「指示されただけ」なぜか不起訴に(14日)共同
★息子を装って電話詐欺、300万円だまし取った男逮捕 群馬県警高崎署(13日)共同
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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