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首都東京体感治安(19、20日 単位レベル)
盗撮が多すぎる
【治安うんちく】
昨年6月までは盗撮罪だったが、7月以降は性的姿態撮影処罰法に変わったが、依然として多いためついに警察だけでなく民間を協力して官民挙げての抑止策になってきた。
なんとJR大阪駅のエスカレーターの脇の側面に鏡が設置されたというのだ。設置後、背後を気にする女性が10倍にも増えたという。さらに、特殊ミラーを製造している企業もあるという。期待したいものである。以下は、今年7月の検挙報道である。
★盗撮未遂容疑で外務省職員逮捕 銭湯敷地に侵入、否認―警視庁(12日)時事
★埼玉 春日部 小学校教諭を逮捕 勤務先の職員用トイレで盗撮か(9日)NHK
★ファミレスのトイレに小型カメラ設置、盗撮などの疑いで新潟市北区の22歳無職の男逮捕(共同)
★埼玉 越谷市職員 市役所女性トイレにカメラ設置し盗撮か 逮捕(4日)NHK
★高校の女子トイレにビデオカメラ 盗撮目的か、福井(4日)共同
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年5月現在の性的姿態撮影処罰法の認知件数は2803件、検挙件数は2218件で、検挙率は79.1㌫で、検挙人員は1499人。うち少年は227人だった。
罪名が違うが、令和5年の盗撮の認知件数は2391件で、検挙件数は1203件。検挙人員は911人だった。
これを犯行場所でみると最多は商業施設で426件(35.4㌫)。これに続くのが駅構内の265件(22㌫)、住宅等が114件(9.5㌫)で、なんと学校が3.8㌫にあたる46件もあった。
盗撮の時間帯での最多は15~18時が306件(25.4㌫)、12~15時が210件(17.5㌫)、6~9時が182件(15.1㌫)など。
使用機材の最多は携帯電話で975件(81㌫)、秘匿小型カメラが187件(15.5㌫)などだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★指示役中国人を新たに逮捕 SNS投資詐欺、海外に拠点か―警視庁(17日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024071700514&g=soc#goog_rewarded
★「旧紙幣はこれまで通り使えます」新紙幣便乗の詐欺に注意、前回刷新時は偽造も相次ぐ(17日)産経
★中国人グループ、新たに「出し子」の指示役を逮捕 SNS型投資詐欺疑い(17日)産経
★認知症女性と契約 1400万円詐取か 準詐欺の疑いで3人再逮捕(16日)NHK
★うその投資話で詐欺容疑 1億円超被害か、北海道(15日)共同
★大惨事…女性美容師、4千万円超を失う SNSで届いたメッセージ「毎日安定」を信じた56歳、1245万円を振り込む さらに男へ3050万円を手渡すと音信不通に SNSで特定された男性逮捕「指示されただけ」なぜか不起訴に(14日)共同
★息子を装って電話詐欺、300万円だまし取った男逮捕 群馬県警高崎署(13日)共同
★リフォーム詐欺、被災地狙うトクリュウ 不安あおり、法外修理費(12日)共同
★認知症の女性から700万詐取容疑、女を再逮捕(11日)産経
★フィリピン拠点の特殊詐欺、「ハコ長」束ねた上司は特定できず…手口や生活を詳細マニュアルで管理(10日)読売
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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