« 2024年7月16日 (火) | トップページ | 2024年7月18日 (木) »
首都東京体感治安(17、18日 単位レベル)
粗暴犯が減少
【治安うんちく】
凶悪犯ばかりでなく窃盗犯、風俗犯など刑法犯全体が増加傾向にあるのに、粗暴犯が減少している。しかし、何故か恐喝と脅迫犯は増加している。以下は、最近の報道の一部だ。
★被害者の会元代表を脅迫か ジャニーズ問題、書類送検(10日)共同
★「トクリュウ」6人再逮捕、自衛官の女も新たに…因縁つけやすい「案件」共有し恐喝繰り返した疑い(10日)読売
★性的少数者の男性を公衆トイレ女性用個室に呼び出し、現金脅し取る…男女4人を恐喝容疑で逮捕(5日)読売
★「硫酸かける」小池百合子都知事にも脅迫文 前日の蓮舫氏事務所脅迫との関連捜査(25日)産経
★16歳女子高生をロープで縛り脅迫、乗用車に監禁 容疑で兵庫の38歳男逮捕 愛知県警(16日)産経
★携帯アプリで女性を脅迫疑い 49歳男を逮捕 群馬県警高崎署(11日)共同
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年5月現在の粗暴犯の認知件数は2万3152件で、前年同期に比べて337件の減少。これに対して検挙件数は1万8789件で32件の増加。この結果、検挙率は1.3ポイントアップして81.2㌫なのだ。
認知件数で最も減少したのが暴行で380件減の1万1897件。傷害が13件減の8714件。
ところが、恐喝が46件増の662件、脅迫が11件増の1849件なのである。
問題は検挙人員—前年より49人減少して1万9334人だが、なんと少年は138人も増えて1430人。暴行が112人も増えて420人、傷害も36人増の793人なのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★「旧紙幣はこれまで通り使えます」新紙幣便乗の詐欺に注意、前回刷新時は偽造も相次ぐ(17日)産経
https://www.sankei.com/article/20240717-MGBN2HBAQJNXBHJQMAUDY7OFNI/
★中国人グループ、新たに「出し子」の指示役を逮捕 SNS型投資詐欺疑い(17日)産経
https://www.sankei.com/article/20240717-GGUCCHIHNVOSHD7AJSUEXCCCLQ/
★認知症女性と契約 1400万円詐取か 準詐欺の疑いで3人再逮捕(16日)NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240716/k10014512971000.html
★うその投資話で詐欺容疑 1億円超被害か、北海道(15日)共同
★大惨事…女性美容師、4千万円超を失う SNSで届いたメッセージ「毎日安定」を信じた56歳、1245万円を振り込む さらに男へ3050万円を手渡すと音信不通に SNSで特定された男性逮捕「指示されただけ」なぜか不起訴に(14日)共同
★息子を装って電話詐欺、300万円だまし取った男逮捕 群馬県警高崎署(13日)共同
★リフォーム詐欺、被災地狙うトクリュウ 不安あおり、法外修理費(12日)共同
★認知症の女性から700万詐取容疑、女を再逮捕(11日)産経
★フィリピン拠点の特殊詐欺、「ハコ長」束ねた上司は特定できず…手口や生活を詳細マニュアルで管理(10日)読売
★女性から「暗号資産で一緒に稼ごう」、SNSロマンス詐欺で2億円被害…鳥取県の男性(10日)読売
★不審な国際電話に注意 「NTT」かたり架空料金請求―消費者庁(9日)時事
★ロマンス詐欺急増、「借金」名目から「投資」に 〝脱国際〟、組織的背景も(8日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
最近のコメント