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首都東京体感治安(12、13日 単位レベル)
被災地石川県の住宅侵入盗増加
【治安うんちく】
窃盗は窃盗でも住宅に入り物を盗む侵入窃盗が減少傾向にあるのにこんな事件が発生してしまった。能登半島地震の被災地などでの犯行で、しかも外国人なのである。
★能登半島地震で被災した家屋に侵入し、金庫を盗んだとして、長野、新潟、石川、富山各県警などの捜査班は8日、窃盗などの容疑で、解体作業員のベトナム人の男(35)ら5人を再逮捕した。逮捕容疑は、1月23日夕から同25日午前までの間に、石川県中能登町の空き家に侵入し、据え置き金庫1台(時価約3000円相当)を盗んだ疑い(時事)
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警察庁によると、令和6年5月現在の住宅対象の侵入盗の認知件数は6781件で、前年同期に比べて416件の減。検挙件数も357件減の3025件。この結果、検挙率は2.4ポイントもダウンして44.6㌫なのである。検挙人員は39人減の695人だった。
認知件数のランキングは埼玉の651件、愛知の609件、茨城の453件、千葉の433件、福岡の426件などと続く。
東京は369件、大阪は249件だった。
前年に比べて増加したのは愛知が66件、静岡が62件増の201件などと続くが、能登半島地震の被災地の石川は17件増の84件、富山は9件減の31件なのである。
検挙率のランキングは青森の150㌫、富山の109.7㌫、福井の108.9㌫、岩手と島根の各100㌫と続く。
低かったのは茨城の18.1㌫、鳥取の18.2㌫、愛知と鹿児島の各18.6㌫、山梨の18.8㌫などと続いている。
ところが被災地・富山がなんと前年を39.7ポイントもアップした109.7㌫だつた。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★リフォーム詐欺、被災地狙うトクリュウ 不安あおり、法外修理費(12日)共同
https://www.47news.jp/11185556.html
★認知症の女性から700万詐取容疑、女を再逮捕(11日)産経
★フィリピン拠点の特殊詐欺、「ハコ長」束ねた上司は特定できず…手口や生活を詳細マニュアルで管理(10日)読売
★女性から「暗号資産で一緒に稼ごう」、SNSロマンス詐欺で2億円被害…鳥取県の男性(10日)読売
★不審な国際電話に注意 「NTT」かたり架空料金請求―消費者庁(9日)時事
★ロマンス詐欺急増、「借金」名目から「投資」に 〝脱国際〟、組織的背景も(8日)産経
★日本年金機構をかたるうその電話で799万円の詐欺被害 群馬・高崎市の60代女性(7日)共同
★警察官かたる「オレオレ詐欺」相次ぐ 長崎県警が注意呼びかけ うその逮捕状などの写真公開(5日)共同
★SNSで暗号資産への投資話詐欺、7800万円被害 愛知の50代男性会社役員(4日)産経
★30代会社員女性の携帯に警察装う電話、警察手帳の画像も送られ…570万円だまし取られる(3日)読売★新紙幣発行、詐欺にご注意! 銀行員かたり「旧札使えなくなる」―都内で既に被害4件・警視庁(2日)時事
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★成り済まし、堀江貴文さんにも 詐欺容疑で男を3度目逮捕―福島県警(2日)時事
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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