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首都東京体感治安(9、10日 単位レベル)
知能犯が激増
【治安うんちく】
詐偽や横領、収賄事件など知能犯の認知件数が増えている。以下は、最近の報道の一部だ。
★賄賂6万円受け取ったか 加重収賄罪で尾道市職員を追起訴 官製談合事件(2日)産経
★岐阜・池田前町長を再逮捕 100万円収賄疑い(1日)日経
★PTA協議会の485万円横領か、さいたま市の元会長ら3人逮捕…不明瞭な支出計1079万円(26日)読売
★別の金融機関からも5億円融資枠詐取 老舗医療機器会社の元社長ら容疑で再逮捕(26日)産経
★財産管理していた高齢姉妹から2000万円横領した疑い、介護施設元社長を逮捕…自宅を売却させ全財産奪ったか(26日)読売
★2000万円横領の疑い 墨田区の社会福祉法人「寿老福祉会」の元理事長逮捕 新型コロナ補助金など(6日)共同
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警察庁によると、令和6年5月現在の知能犯の認知件数は2万4328件で、前年同期より5368件も増えている。検挙件数は6976件で371件の減少で検挙率は10.1ポイントもダウンして28.7㌫だった。
検挙人員は147人減の4424人だが、なんとうち少年は64人増の326人なのである。詐偽が59人も増えていることが要因。
最多は詐欺で認知件数は2万2326件。これに横領の1092件、偽造の828件と続き汚職も36件あった。
最も増加したのは詐偽で4839件の増。横領も394件の増加。偽造は125件増だが、なかでも文書偽造は113件増の682件。さらに通貨偽造は31件増の116件だった。その他汚職は3件増の36件だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★不審な国際電話に注意 「NTT」かたり架空料金請求―消費者庁(9日)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024070900100&g=soc
★ロマンス詐欺急増、「借金」名目から「投資」に 〝脱国際〟、組織的背景も(8日)産経
★日本年金機構をかたるうその電話で799万円の詐欺被害 群馬・高崎市の60代女性(7日)共同
★警察官かたる「オレオレ詐欺」相次ぐ 長崎県警が注意呼びかけ うその逮捕状などの写真公開(5日)共同
★SNSで暗号資産への投資話詐欺、7800万円被害 愛知の50代男性会社役員(4日)産経
★30代会社員女性の携帯に警察装う電話、警察手帳の画像も送られ…570万円だまし取られる(3日)読売★新紙幣発行、詐欺にご注意! 銀行員かたり「旧札使えなくなる」―都内で既に被害4件・警視庁(2日)時事
★埼玉拠点に副業サイト運営か 詐欺容疑で男女17人逮捕(2日)日経
★成り済まし、堀江貴文さんにも 詐欺容疑で男を3度目逮捕―福島県警(2日)時事
★「旧紙幣は使えなくなる」…7月3日の新紙幣発行で便乗詐欺 警察が想定する手口とは(2日)共同
★「出会い系」装い詐取疑い 副業詐欺容疑の26人再逮捕(1日)日経
★他人のキャッシュカードで61万円引き出す 「出し子」の23歳男を逮捕 大阪府警交野署(1日)産経
★現金1200万円詐欺被害 津の女性、届いたキャッシュカードで入金 三重(29日)共同
★大阪府、ATMでの携帯禁止を検討 高齢者の特殊詐欺対策(27日)日経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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