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首都東京体感治安(8、9日 単位レベル)
街頭犯罪が増えている
【治安うんちく】
自転車盗や自動車盗に路上強盗、器物損壊、ひったくりなどの街頭犯罪が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年5月現在の主な街頭犯罪の認知件数は8万2270件で、前年同期より3604件の増加。検挙件数は8904件で154件の増加だが、検挙率は0.3ポイントダウンして10.8㌫。検挙人員は296人増の3169人だった。
中でも器物損壊が1495件も減って2万2033件、住居侵入も334件減の4085件だったが、自転車盗が4631件も増えたり自動車盗も92件増えるなど増加した罪種が多かった。
認知件数のランキングは大阪の1万2687件、東京の1万2062件、埼玉の7016件、愛知の6333件、神奈川の5978件などと続いている。大阪が前年より107件も減少したが愛知が1032件、東京が960件増加するなど多くの都県で増えている。
検挙率のランキングは山形の109.3㌫、和歌山の42.9㌫、鳥取の34.1㌫、石川の30.1㌫、栃木の27.9㌫と続く。
低かったのは群馬の6.1㌫、愛知の6.2㌫、東京の6.5㌫、山梨と福岡の各6.8㌫などで、大阪は10㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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https://www.sankei.com/article/20240708-UNJ2G73A4FNTLFYWYZN4RYTK2A/
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★SNSで暗号資産への投資話詐欺、7800万円被害 愛知の50代男性会社役員(4日)産経
★30代会社員女性の携帯に警察装う電話、警察手帳の画像も送られ…570万円だまし取られる(3日)読売★新紙幣発行、詐欺にご注意! 銀行員かたり「旧札使えなくなる」―都内で既に被害4件・警視庁(2日)時事
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★「旧紙幣は使えなくなる」…7月3日の新紙幣発行で便乗詐欺 警察が想定する手口とは(2日)共同
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★大阪府、ATMでの携帯禁止を検討 高齢者の特殊詐欺対策(27日)日経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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