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首都東京体感治安(5、6日 単位レベル)
特殊詐欺の被害額が増加
【治安うんちく】
特殊詐欺の認知件数は減少したものの、被害額が増えている。なかでもオレオレ詐欺は増加額が大きい。
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警察庁によると、令和6年5月現在の特殊詐欺の認知件数は7389件で、前年同期より387件の減少。ところが被害額は27億3787万2880円増の185億0821万2680円だった。
中でもオレオレ詐欺は1689件で27件減少したものの、被害額は85億0022万2000円で、前年より36億4820万0890円も増えている。
さらに、還付金詐欺に至っては認知件数が18件増えて1789件で、しかも被害額は26億7584万1000円で6億4516万6000円増といずれも増えているのだ。
一方、預貯金詐欺は198件減も減って860件で額も6億5019万1420円減の8億0641万0680円。架空料金請求詐偽も13件減の2050件で、額は3億7165万6000円減の48億5783万1000円なのである。
このほか、融資補償金詐欺は47件増の129件、キャッシュカード詐偽盗はなんと371件減の613件なのである。
著名人の名を利用した詐偽だったり、新紙幣に便乗した詐偽だったりよくもまあ次から次に新手口が登場するもんですね。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★警察官かたる「オレオレ詐欺」相次ぐ 長崎県警が注意呼びかけ うその逮捕状などの写真公開(5日)共同
https://www.47news.jp/11152889.html
★SNSで暗号資産への投資話詐欺、7800万円被害 愛知の50代男性会社役員(4日)産経
★30代会社員女性の携帯に警察装う電話、警察手帳の画像も送られ…570万円だまし取られる(3日)読売★新紙幣発行、詐欺にご注意! 銀行員かたり「旧札使えなくなる」―都内で既に被害4件・警視庁(2日)時事
★埼玉拠点に副業サイト運営か 詐欺容疑で男女17人逮捕(2日)日経
★成り済まし、堀江貴文さんにも 詐欺容疑で男を3度目逮捕―福島県警(2日)時事
★「旧紙幣は使えなくなる」…7月3日の新紙幣発行で便乗詐欺 警察が想定する手口とは(2日)共同
★「出会い系」装い詐取疑い 副業詐欺容疑の26人再逮捕(1日)日経
★他人のキャッシュカードで61万円引き出す 「出し子」の23歳男を逮捕 大阪府警交野署(1日)産経
★現金1200万円詐欺被害 津の女性、届いたキャッシュカードで入金 三重(29日)共同
★大阪府、ATMでの携帯禁止を検討 高齢者の特殊詐欺対策(27日)日経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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