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首都東京体感治安(4、5日 単位レベル)
略取誘拐が増えている
【治安うんちく】
略取誘拐人身売買が増えている。以下は最近の報道の一部だ。
★「家の中見せてあげる」子供2人に声かけ連れ回し、未成年者誘拐疑いで58歳の男を逮捕(14日)産経
★未成年誘拐疑いで栃木の大学生逮捕、SNS通じ知り合う 岩手県警(15日)産経
★10代少女誘拐疑いで男逮捕 渋谷ハチ公前で声がけ(17日)産経
★10代女性誘拐疑い25歳男逮捕 宮城県警、けがなし(22日)共同
★女子中学生誘拐疑い、逮捕 茨城の男、SNS通じ(28日)共同
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年5月現在の略取誘拐人身売買の認知件数は262件で、前年同期より54件の増加。検挙件数は221件で同52件の増。検挙人員は39人増えて190人だった。いずれも、5月現在としては過去5年間で最多なのである。
認知件数ランキングは東京の31件、大阪の25件、兵庫の22件、埼玉の19件、神奈川の17件などと続く。兵庫が12件も増えている。
一方、検挙率は3.1ポイントアップして84.4㌫で、ランキングは長野の200㌫、島根の150㌫、新潟の133.3㌫、青森と静岡の各125㌫などと続いている。
低かったのは発生があっても0㌫が山形と石川。そして京都の40㌫、群馬と愛媛の各50㌫などだった。
「家の中をみせてあげる」として連れ出して逮捕されたのは石川県加賀市の無職の男(58)—自宅に連れて行ったほかショッピングセンターなどを連れまわしたもので、帰宅した子供が親に話して逮捕となった。
一人暮らしで、さぞかし寂しかったのだろうが、犯罪は犯罪である。悲しい世の中ですね。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★SNSで暗号資産への投資話詐欺、7800万円被害 愛知の50代男性会社役員(4日)産経
★30代会社員女性の携帯に警察装う電話、警察手帳の画像も送られ…570万円だまし取られる(3日)読売★新紙幣発行、詐欺にご注意! 銀行員かたり「旧札使えなくなる」―都内で既に被害4件・警視庁(2日)時事
★埼玉拠点に副業サイト運営か 詐欺容疑で男女17人逮捕(2日)日経
★成り済まし、堀江貴文さんにも 詐欺容疑で男を3度目逮捕―福島県警(2日)時事
★「旧紙幣は使えなくなる」…7月3日の新紙幣発行で便乗詐欺 警察が想定する手口とは(2日)共同
★「出会い系」装い詐取疑い 副業詐欺容疑の26人再逮捕(1日)日経
★他人のキャッシュカードで61万円引き出す 「出し子」の23歳男を逮捕 大阪府警交野署(1日)産経
★現金1200万円詐欺被害 津の女性、届いたキャッシュカードで入金 三重(29日)共同
★大阪府、ATMでの携帯禁止を検討 高齢者の特殊詐欺対策(27日)日経
★他人のカード使用し現金60万円引き出し 22歳出し子逮捕 SNSで闇バイト応募か(26日)産経
★特殊詐欺で2800万円被害、個人情報保護委員会の職員を名乗る 栃木(25日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
首都東京体感治安(3、4日 単位レベル)
自動車盗が増加
【治安うんちく】
6月26日未明に千葉県成田市の有料駐車場から、レクサス5台やベンツなど計9台が盗まれる事件があった。併設している事務所の窓を破って進入し、車の鍵を持ち出しての犯行と見られている。さらに10日夜には数百㍍離れた有料駐車場でもプリウスやアルファードが大量に盗まれるなど成田空港周辺で高級車盗難事件が相次いでいるという。自動車盗—今年になって増加している。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年5月現在の自動車盗の認知件数は2515件で、前年同期より92件の増加。5月現在としては過去5年間で最も多い。
検挙件数は883件で128件増えているものの検挙率は35.1㌫と低い。それでも前年より3.9ポイントアップしている。検挙人員は24人減の234人で、うち少年は14人だった。
認知件数のランキングは愛知の368件、埼玉の363件、千葉の334件、茨城の229件、神奈川の197件、大阪の174件、東京の126件などと続いている。
埼玉がなんと前年より124件、愛知も113件、千葉も58件、東京も48件とそれぞれが増加しているのに大阪は68件の減少。発生が無かったのは島根だった。
検挙率のランキングは広島の800㌫、福井の300㌫、青森と大分の各133.3㌫、山口の125㌫などと続いている。
低かったのは群馬の7.1㌫、愛知と大阪の各23.6㌫、鳥取の25㌫、山梨の26.1㌫などと続くが東京は40.5㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★SNSで暗号資産への投資話詐欺、7800万円被害 愛知の50代男性会社役員(4日)産経
https://www.sankei.com/article/20240703-BCRRV37WM5IOBGCJKSG74YGBWY/
★30代会社員女性の携帯に警察装う電話、警察手帳の画像も送られ…570万円だまし取られる(3日)読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240702-OYT1T50195/
★新紙幣発行、詐欺にご注意! 銀行員かたり「旧札使えなくなる」―都内で既に被害4件・警視庁(2日)時事
★埼玉拠点に副業サイト運営か 詐欺容疑で男女17人逮捕(2日)日経
★成り済まし、堀江貴文さんにも 詐欺容疑で男を3度目逮捕―福島県警(2日)時事
★「旧紙幣は使えなくなる」…7月3日の新紙幣発行で便乗詐欺 警察が想定する手口とは(2日)共同
★「出会い系」装い詐取疑い 副業詐欺容疑の26人再逮捕(1日)日経
★他人のキャッシュカードで61万円引き出す 「出し子」の23歳男を逮捕 大阪府警交野署(1日)産経
★現金1200万円詐欺被害 津の女性、届いたキャッシュカードで入金 三重(29日)共同
★大阪府、ATMでの携帯禁止を検討 高齢者の特殊詐欺対策(27日)日経
★他人のカード使用し現金60万円引き出し 22歳出し子逮捕 SNSで闇バイト応募か(26日)産経
★特殊詐欺で2800万円被害、個人情報保護委員会の職員を名乗る 栃木(25日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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