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首都東京体感治安(25、26日 単位レベル)
重要犯罪が増加
【治安うんちく】
治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪が増えている。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年5月現在の重要犯罪の認知件数は5532件で、前年同期より1410件の増加。検挙件数も1039件増えて4504件。さらに検挙人員は918人増の3918人だった。この結果、検挙率は2.7ポイントもダウンして81.4㌫なのである。
前年より最も増加したのは不同意性交等で742件増の1486件。問題はこれに続くのが不同意わいせつで667件増の2537件。さらに略取誘拐人身売買も54件増の262件、殺人が17件増の381件。いずれも5月現在としては過去5年間で最も多かった。
減少したのは放火で65件も減って302件。強盗は5件減の564件だった。
認知件数のランキングは東京の755件、大阪の692件、埼玉の466件、兵庫の361件、愛知の345件などと続くが、東京が前年より209件、埼玉も151件、大阪も148件も増えている。
検挙率のランキングは長崎の116.7㌫、島根の112.5㌫、滋賀の110.3㌫、和歌山の106.7㌫、奈良の103.3㌫など。
低かったのは山形の63.6㌫、高知の65.2㌫、徳島の65.4㌫、大阪の67.5㌫、岐阜の69.1㌫、などで東京は91.3㌫だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
★特殊詐欺で2800万円被害、個人情報保護委員会の職員を名乗る 栃木(25日)産経
https://www.sankei.com/article/20240625-W4FHNEVLNVKAPKNDAAKCLGXTTM/
★認知症女性から現金詐取 関係先から約9万人分のリスト押収(25日)NHK
★「簡単に稼げる」34歳女性が100万円の詐欺被害 SNS通じ、うその仕事を勧められ… 群馬・草津町(24日)共同
★ロマンス詐欺グループの指示役か ナイジェリア人逮捕(21日)NHK
★「出し子」所持スマホに2億5千万円出金の記録 大阪府警の特殊詐欺連合捜査室が逮捕(20日)産経
★“新紙幣で現紙幣使えず” 偽情報がSNSで広がる「詐欺に注意」(20日)NHK
★「あなたのだまされやすさ」3つの簡単な質問で点数化…高得点ほどだまされやすい傾向、対策も助言(20日)読売
★新紙幣発行の便乗詐欺に注意を 警察庁長官(20日)日経
★「出し子」所持スマホに2億5千万円出金の記録 大阪府警の特殊詐欺連合捜査室が逮捕(20日)産経
★著名人かたる投資、相談10倍に SNS「まず疑って」―国民生活センター(19日)時事
★投資詐欺で2千万円被害、群馬の61歳男性 SNSで噓の投資話 20回にわたり口座に入金(18日)産経
突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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