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首都東京体感治安(22、23日 単位レベル)
暴力団の賭博検挙が増加
【治安うんちく】
指定暴力団山口組系組員等による特殊詐欺事件―被害者3人が組長に対して2660万円の損害賠償を求めていた裁判で、組長側が遅延損害金を加えた322万円を支払うことで合意したという。最近の組織運営費用の状況などは分からないが、今年に入り賭博の検挙が増えていると言うから苦労しているのかなぁ。
…… …… …… ……
警察庁によると、令和6年5月現在の暴力団検挙件数は5072件で、前年同期より598件の減少。認知件数の数字がないので言えないが、事件数そのものが減っているとも見られる。内訳は刑法犯が426件減の3443件、特別法犯が172件減の1629件だった。
刑法犯で最も減少したのは詐欺で181件減の543件。傷害が102件減の297件、暴行が73件減の171件と続く。
これに対して資金源のひとつと見られる賭博が27件の増加で39件の検挙だった。
一方、特別法犯は大麻取締法が120件減の293件、覚醒剤取締法が42件減の915件、軽犯罪法が22件減の13件など。増加したのは暴力団排除条例が24件増えて34件、麻薬等取締法が20件増の86件などだった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【悪質商法はうそつき】(警察庁標語)
(う)まい話しを信用しない
(そ)うだんする
(つ)られて返事しない
(き)っぱり、断る
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突入前、実家に電話の若い巡査に涙
あさま山荘取材の元カメラマン
2022/2/26 09:00
大渡 美咲
あさま山荘事件50年
あさま山荘事件の資料に目を通す小野義雄さん=2月22日(大渡美咲撮影)
昭和47年2月の過激派組織「連合赤軍」によるあさま山荘事件は、現場の状況を伝える記者やカメラマンにとっても過酷な現場だった。いつ事態が動くか分からず、自身も銃弾に襲われるかもしれないという緊張感の中、10日間にわたる雪深い山の中で取材は続いた。当時、カメラマンとして現場で取材にあたった元産経新聞記者の小野義雄さん(78)もその一人だ。
まるで戦地のよう
千葉県富津市で暴れる野猿の撮影をしていたところ、上司から無線機で連絡があったのは昭和47年2月19日午後のことだった。すぐに東京都内にある本社に戻り、電車で長野県軽井沢町に向かった。
当時は携帯電話やパソコンはなく、取材本部の民宿とは別に現場に近い取材拠点としてあさま山荘近くの別荘の軒下を借りた。カメラマンは24時間3交代制で、小野元記者は防弾チョッキを着て撮影に臨んだ。軽井沢は連続氷点下。テントで簡易の屋根を作り、一斗缶で火をたいて寒さをしのいだ。
「みなウイスキーのポケット瓶を飲んで体を温めていた。軽井沢からポケット瓶が消えたといわれた」と振り返る。
当時機動隊員が食べていたことで爆発的ヒットとなった「カップヌードル」は報道陣にとっても心強い「味方」だった。ただ、水がなく、雪を溶かして温めたお湯で作った。
いよいよ突入の28日、機動隊員の突入とは逆の建物の側でカメラを構え、そのときを待った。約7時間にわたる攻防の末、警視庁第9機動隊員が窓から旗を振った瞬間をカメラに収めた。
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